メニュー 閉じる

日: 2009年5月21日

「目がつぶれるほど、本が読みたい」

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの受験対話総合研究所の平野伸明です。
いま、早稲田大学のキャンパスで「古本市」が開催されています。

最近、早稲田界隈に古くからあった古本屋さんが、どんどんなくなってしまって、さみしくなりました。
だから毎年、早稲田大学で、この時期に行われる古本市が、とても楽しみなんです。

角川文庫のお話

古本といえば、思い出す話があります。
角川書店の故角川源義氏の話です。
終戦後のある日、吉祥寺界隈を散歩していた角川氏。
ある古本屋さんに立ち寄った。
そこで、一冊のボロボロの本を目にします。
木村健康氏(東大教授)の『教養文献目録改題』という本でした。

角川氏が、その本を手にとり、表紙を開くと、
そこに、「目がつぶれるほど、本が読みたい」と書いてあったそうです。
たぶん、読書好きの学生が、書いたのでしょう。
この本は、戦争中、続々と学徒出陣する若き読書子のために、
木村氏が、出版を思い立ち、ベストセラーになったのだそうです。
この日の感動が、角川氏の心に刻まれ、やがて角川文庫の創刊となった、というお話です。

今は、「目がつぶれるほど、本が読みたい」という若者は少なくなり、
「目がつぶれるほど、メールを打ちたい」という人が多くなりました。
電車の中で、携帯電話の小さな画面に、夢中で文字を打ち込む
大人の姿を見ながら、子どもたちは育ちます。
大人の言うことは聞かないけれど、
大人のやっていることをマネするのが子どもなのですね:sad:

   こちらもご覧ください ;-)  

  小学校受験の「お受験じょうほう」
 ■ 幼児教室どっとこむ
 ■ 小学校受験の「お受験どっとこむ」
 ■ 幼稚園ねっと
 ■ 子育ての達人
 ■ 受験対話総合研究所
 ■ 
読売新聞東京本社広告局・マイベストプロ東京
   ■ 就職アドバイザー平野伸明の「就職対策講座」

試験に出る「暁星小学校・合格問題集」

暁星小学校・問題集

この「暁星小学校・合格問題集」は、受験対話総合研究所から暁星小学校に合格した子どもたちが、8月、9月に使用していた問題集の中から、試験によく出る問題を40題厳選しました。
数の問題やシーソーの問題など、書店で見かける暁星小学校の対策本の問題より、難しいと感じるでしょうが、この問題集で、繰り返し勉強すると、暁星小学校の過去問題を一瞬見ただけで、子どもたちの頭に、解法パターンがすぐに浮かぶようになります。
入試で、問題のスピード処理を求める暁星小学校の対策が、ご家庭で出来ます。
●価格:2100円(税込)
●詳しくは、こちらのページをご覧ください
●好評発売中!