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タグ: お話作り

ちゃんと話しなさい!というけれど…

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの
受験対話総合研究所の平野伸明です。

昨日、受験対話総合研究所では、
年長さんのお母さまたちと、高校生との合同の勉強会がありました。
その中で、石原千秋の『漱石の記号』という文章を
音読してもらったのですが、妙なことに気づきました。

文章に、
「精神障害や原因不明の身体的障害が、男に起こると神経衰弱、
女に起こるとヒステリーということにされてしまう…」
とあったのですが、
この「ヒステリー」という言葉のアクセントが、
お母さま方も高校生たちも、
「ヒストリー」と同じように、
「ヒ」にアクセントがある頭高型で発音していたのです。
この発音を聞いたときに、
お母さま方や高校生たちの年代では、
「ヒステリー」という言葉が、
昔のようには、使われてないのだと感じました。
その後、参加者のみなさんに確認してみました。
やはり、高校生はもちろん、
お母さま方も、「ヒステリー」の言葉の意味やアクセントについて
知らない方が多かったのです。
つまり、毎日の生活のなかで、
「ヒステリー」という言葉を使うにふさわしい場面が
なくなっているということなのですね。
ちなみに、この「ヒステリー」は、
NHKの「日本語アクセント辞典」によると、
「ヒステ」までが平板で、「リー」で下げるとありました。

子どもには、「ちゃんと話せ!」と言うけれど…

 子どもに、「ちゃんと話しなさい!」と言っているお母さまは、
この「ちゃんと」の中身を、お母さま自身が、
「ちゃんと」身につけてないといけませんね。;-)
たとえば、日本語のアクセントとは、国語学大辞典によると、
「一つ一つの語について決まっている音の高低や強弱の配置」とあります。
このアクセントの勉強も、「ちゃんと話す」には、大切になります!

受験対話総合研究所では、
小学校受験の両親面接で、
合格を確実なものにするための話しことばのレッスンを中心とした、
「両親面接・志望理由書対策講座」を開講しています。
心配ごとをお持ちのお母さまがいらしたら、お気軽にご連絡くださいね。
お待ちしています:razz:

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小学校受験は「話しことば」の世界です!

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの「受験対話総合研究所の平野伸明です。

日常の風景

私たち大人は、人の話をあまり真剣に聞いてないですよね。
二人で話していても、相手の言葉をあまり気にしていない。
自分の話をすることに、夢中になってしまう。
これは、他人の歌を聞いてない、カラオケボックスでの風景と似ています。

また、テレビに出演してギャラをもらっているプロの表現者たちの話も、
私たちは、ちゃんと聞いてはいませんよね。
たとえば、グルメ番組で、レポーターが「うまい!」「おいしい!」を連発しています。
視聴者は、「どう、うまくて、おいしいのか」、何も気にならないから、
「あれでもプロのレポーターなのですか」と、テレビ局に文句を言いません。
口に含んだ、その味覚を、プロはどうやって放送の中で表現するのかなんて、
誰も、真剣に聞いているわけではないのです。

まぁ、それにしても、一つの形容詞を連発するだけでは、さびしい…。
また、「すごい!」「最高!」という言葉もよく聞きます。
「スゴイ!サイコー!」と言っているレポーターはラクなのでしょうが、
「何が、どう、すごいの?」か「何が、どうして、最高なのか?」
視聴者には、さっぱりわかりません。でも、私たちは、気にならないのです。
なぜでしょうか。それは、私たちが、ちゃんと聞いてないからです。

子育てでも

お母さんの日常生活にも、このようなことが、あるのではないでしょうか。
そのために誤解が起きたり、言ったとか、言わなかったとか、
モメルことがあるでしょう。
相手の言葉を、自分勝手に解釈したり、思い込みで聞いてしまう。
それを、相手の真意だと思い込んでしまう。よくありますよね。

大人が、うわの空で、人の話を聞いていますから、
子どもたちも、真似して、うわの空で、相手の話を聞くようになります。
授業中、先生が話していても、おとなしく聞こうとしない。 
自分のことをしゃべりまくる。

子どもたちが、静かにしていても、聞いているのだと油断してはいけません。
子どもたちは、別のことを考えていることが多いのです。
このような話の聞き方が身についてしまうと、いったいどうなるのか。
お母さんたちが、一番心配している、お勉強が苦手な子になってしまうのです。

赤ちゃんは、オギャーオギャーと何も知らずに生れてきます。
そこから、お母さんが教えることを、一つずつ覚えていきます。
教えたつもりのないことまで、覚えてしまいます。

「話の聞き方」もそうですが、「日本語の発音」も同じです。
いま、お母さん方の中に、サ行音のあまい人が増えてきました。
英語のスァ、スィの発音になっていて、日本語のサ、シ、ス、セ、ソの発音ができないのです。
お母さんは、この、あまい日本語の音を、次の世代の日本語の使い手である子どもたちに、何百回、何千回と聞かせているわけです。
だから、きちんと日本語の発音ができない子どもたちが増えています。
大学生になっても、幼児期そのままの発音をする学生の、何と多いことか。
ものを考えるという行為は、「ことば」を使ってするのです。
私たちの場合は、母語である「日本語」を使います。
わが子を「頭のよい子」に育てたいと願っているお母さま方、
お子さんの「日本語」、とくに「話しことば」に心配はありませんか?

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