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日: 2009年10月18日

学校の先生も勉強しています!

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの
受験対話総合研究所の平野伸明です。

10月14日(水)の朝日新聞に、
『教員免許更新制廃止へ』という記事がありました。
記事では、安部普三政権の目玉として設けられ、
今春始まったばかりの教員免許更新制を、
2010年度限りで、廃止する方針を決めたと伝えています。

この教員免許更新制は、
教員を続けるために、最新の知識や技能を身につけてもらうことが目的で、
10年に1度、大学などで講習を受けることを義務づけるものでしたが、
教育現場からは、
「教員としての技量向上に効果があるかどうかは不透明」
「ただでさえ忙しい教員が、さらに疲弊する」という批判があり、
文部科学省での有識者との会合でも、批判的な意見が強く、
制度を続ける必要性がないと判断し、
2010年度限りで、この制度を廃止する方針を固めた、とありました。

朝日新聞の記事には、これ以外の情報は書いてありませんでしたので、
記事を読んだだけでは、問題の本質は分かりませんが、
お母さまは、このニュースをどのように受けとめますか?

東京都教職員研修センター
東京都教職員研修センター

 

良師との出会い

受験対話」には、現役の教員が勉強している講座があります。
もともとこの講座は、教員志望の大学生が集まってできた勉強会でしたが、
彼らが、教員になっても、「勉強を続けたい」と言って、継続されているものです。
この勉強会には、「受験対話」に来ている外国人留学生たちも時々参加して、
『世界の子育て』というテーマで話し合いをします。
どの国にも、それぞれの伝統なり、お国の事情なりがあって、
教育のあり方も千差万別なのですが、
子どもにとって、先生が大事なことだけは、
古今東西を問わぬ絶対の真理なのだと、
話し合いを通じて、参加メンバーの共通理解になっています。

最近の学校説明会を覗いてみると

そういえば、最近の学校説明会では、
すばらしい教育理念のお話や、
行事だの、施設などが立派になったことを紹介してくれますが、
どのように立派な先生がいらっしゃるのかを、ちっとも教えてくれませんね。
学校側も、保護者が興味を持つような話をしようと考えているはずですから、
「学校は、設備よりも先生が大事!」と考えている父兄が、
少ないと思っているのでしょうね。
学校説明会を覗くと、学校側の考え方がよくわかります:sad:

配偶者は、自分で選ぶので、
よくない人を選んでも、誰を恨むわけにもいきません。
しかし、学校の先生は、自分で選ぶことができませんから、
当たりはずれの運は、子どもたちの、その後の人生を大きく左右します。

「受験対話」で、いつも話題になるのは、『良師との出会い』の話です。
「何が自分に、現在の人生を選ばせ、がんばっている原動力は何か」
という話になると、『良き師匠との出会い』をあげる人が圧倒的に多いのです。

師弟の一体感、師弟の良き人間的なつながりがなければ、
「仰げば尊し、我が師の恩」とは、なりませんよね。

先生をなめている生徒は、社会に出ても大人をなめて生きていきます。
教育の本道は、どこにあるのか。
この時代に、教師はどうあるべきなのか。
しっかり考えていかなくてはいけませんよね。;-)

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