こんにちは。
小学校受験でおなじみの受験対話総合研究所の平野伸明です。
先日、早稲田大学の大隈講堂で、早稲田大学国際コミュニティセンターと
日本舞踊芸術文化協会が主催する外国人の舞踊大会がありました。
「受験対話」では、『日本の文化っ何なんだろう?』をテーマにして、子どもたちと見に行きました。
子どもたちは、初めて見る舞台の絢爛さに、「うわー、きれいー!」 と驚いたり、
女の子たちは、椅子に座りながら、顔や手の動きを真似たりしていました。
みんな、「つまらないー」「おもしろくなーい」と言って、
騒ぎ出すのではないかと、ヒヤヒヤしていたのですが、静かに、舞台を見入っていました。
子どもたちの「心を動かす」、何かがあったのかな、と喜んでいます。
今、昔ながらの生活自体がなくなっている中で、
子どもたちが、いきなり伝統芸能を見ても、表面をなぞるだけになってしまいます。
でも、子どもたちが大人になる時代には、日本の中にいても、
外国の人たちと、共に暮らす時代になるでしょう。
外国の人たちは、日本の伝統芸能について興味がありますから、質問してきます。
そんな時に、「何も知らないしー、興味もないしー、見たこともないしー」と答えたら、
外国の方たちと、お友だちになれませんね。
今回、子どもたちが舞台を見たことで、
日本の伝統芸能を、生活の中に親しく感じてもらうための
一つのきっかけになるといいな、と思っています。
子どもたちにとっても、異文化体験!
今回の舞台では、子どもたちは、外国の方たちが、
異文化体験をしている姿を見ることを通して、自分の国の文化を知るということに挑戦したわけです。
子どもたちが、これから、いろいろな体験やお勉強をしていく上で、
自分の今の位置を確かめるというのは、大切なことになります。
まぁ、子どもたちにとっては、「舞踊」も異文化のようなものですが、
異文化の中にいると、どうしても、自分たちの足元を見直す、というか、
自分を確認するようになります。
これからの時代を生きる子どもたちには、英語の勉強よりも、
まず、これが大切なのだと、「受験対話」では考えています。
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