みなさん、こんにちは。
小学校受験でおなじみの「受験対話」総合研究所です。
引き続き、「年長さんクラス」での文章指導の授業風景を紹介します。
これは、ご家庭での「家庭教育」として、またご両親が書くことになる
「志望理由書」や「面接対策」の準備にもなります。
子どもたちに、わかってほしいこと!
年長さんが文章を書くときに、注意し続けなければならないのは、「文字」についてです。
「文字」の訓練は、毎日します。
その中でのポイントは、3つあります。
一つは、文字は大きく升目いっぱいに書くように努めること。
2つ目は、濃く書けということ。
3つ目は、丁寧に「かい書」で書く
ということです。
「体験」は強い!
これを説明するときに、早稲田に古くからある印刷所に子どもたちを連れていきます。
原稿が活字になって出てくるまでには、編集者や印刷所のオペレーター、校正者などの
複数の人の手を煩わせなければなりません。
小さな文字でねちまちま書いてあると、みんなが迷惑するのです。
薄い鉛筆書きの原稿も困ります。
文章を書くとで、相手を思いやることを学びます!
毎年、子どもたちを連れていく印刷所には、電算機室があって、
昼間でも伝統をともして作業をしています。
薄く書いてある原稿は、伝統の光を反射するので、
オペレーターは四苦八苦します。
「かい書」で書くのも大切です。
時の上手、下手は、どれだけ練習したかによって決まりまが、
下手でもかまわないから、一点一画もゆるがせにしないで、「かい書」にしなければ
いけません。文字を書くときに、崩してしまう子が多いので、
まず、原稿の文字は、大きく、濃く、「かい書」でかけるように訓練を続けます。
年長さん、がんばれ!