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タグ: 幼児の作文教室

わせまちマルシェ「閑話休題」(120)

みなさん、こんにちは。

小学校受験でおなじみの「受験対話」総合研究所です。

引き続き、「年長さんクラス」での文章指導の授業風景を紹介します。

これは、ご家庭での「家庭教育」として、またご両親が書くことになる

「志望理由書」や「面接対策」の準備にもなります。

原稿用紙と向き合うのは、後から後から!

「年長さんクラス」は、毎年スタートするのが11月の下旬です。

なので、年長さんたちは、もう4ヶ月以上「文章」の勉強をしています。

毎回の授業で、書くテーマが決まったり、題を与えられたりしますが、

すぐに原稿用紙に向かって書き始めてはいけないと教えています。

親子で「ことば」と向き合う時間を大切にしています!

すぐに書き始めると、書いている途中で、次に書くことがわからなくなったり、

書き上げてから「ああ、あれを入れるのを忘れた」とか、

「ここを、もっと書き込めばよかった」とか、「この部分はいらなかった」とか

気づくことが多いのです。

60分で書く文章であれば、構成に20分は使おう!

子どもたちが、これから(将来)文章を書く場面を考えると、時間が制限されていて、

相手は待ってくれないことが多くなります。

高校生でも、しかたなく不本意な文章を提出してくるのが普通です。

書くことをあきらめてしまう高校生の中には、時間がたっぷりあっても、

書き直すのがめんどうくさくなって、そのまま提出する子も出てきます。

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年長さんたちには、「事前に構想を練って、しっかりした構成を立てなければいけない」

「じゅうぶんな準備して、じっくり書き進める方がよい」と教えています。

構成を作るときの基本は、『起承転結法』で訓練しますが、こだわらなくてもよいのです。

子どもたちが、どうしても書きたいことを思いつくまま並べて、優先順位を決めます。

その中から、強く訴えたいことを最初にもってくるという方法も身につけます。

内容によっては、「起」の部分を省いて、いきなり「主文」から入った方が、

読む人が、「期待」しながら読んでくれることもあるのです。

お母さま方、がんばってください!

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試験に出る「季節カード」
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HP:幼児教育・小学校受験の受験対話総合研究所

わせまちマルシェ「閑話休題」(119)

みなさん、こんにちは。

小学校受験でおなじみの「受験対話」総合研究所です。

引き続き、「年長さんクラス」での文章講指導の授業風景を紹介します。

これは、ご家庭での「家庭教育」として、またご両親が書くことになる

「志望理由書」や「面接対策」の準備にもなります。

じっくり全体を考えてから書く

文章にとって大事なことの一つに「構成」があります。

「構成」がしっかりしていないと、読む人に感銘を与えることはできません。

筆を執る前に、構想を練るのはそのためです。

子どもたちと散歩を。「おしゃべり」を楽しみました。
子どもたちと散歩をして「おしゃべり」を楽しみました。

いま年長さんたちが挑戦している600字の文章の場合には、

構想を練るところから始めています。

中国では古くから『起承転結法』を用いてきたと言われています。

もともとは、七言絶句を作るときの一つのパターンで、唐の時代に完成されたといわれています。

まずは「起承転結」で構成する方法を教えます!

七言絶句とは、1行に7文字を連ねる四行詩のことです。

●「起」を日本語に訳すと、「前文」になります。

「これから、こんなことを書きます!」というのを読む人に届ける部分です。

●「承」の訓読みは、「うける」「うけたまわる」なので、前文に書いたことを受けて、

具体的な事実や考え方を述べる箇所になります。主文の一部になります。

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●「転」は、「転がす」「ひっくり返す」の意を持ちます。

「承」のところで書いたことと反対の事実や考え方を入れて、

文章に厚みをつける役割をさせます。

●「結」は、読んで字のとおり「結び」で、結論を示します。

『起承転結法』は、初めのうちこそ、詩作にのみもちいられていましたが、

やがて一般の文章を書く際にも用いられるようになったということです。

これを、年長さんに身につけてもらうには、一工夫が必要なのです!

みなさん、がんばりましょう!!

家庭で楽しく学べる「季節カード」は、受験対話総合研究所にお任せ下さい!

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【お母さまの声】 小学校受験の常識問題に、季節を質問してくるものがあります。娘には、買い物を一緒にしながら季節を覚えてもらおうと、私もがんばっていたのですが、今は、野菜や果物、それに花も、一年中あるものが多く、生活の中で季節を教えることに限界を感じていました。その頃、お友だちのお母さまから、このカードのことを聞き、さっそく手に入れて娘の勉強に取り入れました。最初は、「ここまで季節を覚えておかなきゃいけないの?」と思ったのですが、娘は、模擬試験でも、本番の試験でも、季節の問題でわからないものがなくなったのです。このカードは、種類が多いのが特徴です。使いやすい大きさのカードで、外出先でのちょっとした時間でも、クイズ形式で楽しく季節を覚えることができました。今からこのカードで季節を勉強すれば、試験で困ることはないでしょう。聖心女子学院、白百合学園、立教女学院、成蹊小学校、光塩女子学院を目指すお子さんには、ぜひ使っていただきたいカードです。 ●手作り感があります。ご了承ください。 ●価格:2200円(税込) ●96枚
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HP:幼児教育・小学校受験の受験対話総合研究所