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タグ: 立教女学院

「聖心女子学院・立教女学院・白百合学園」合格作戦!

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの「受験対話総合研究所の平野伸明です。

今日のタイトル、とても魅力的でしょう。
でも、いつものように、「受験対話」流の切り口で、お話しますね。
この時期に、聖心女子学院立教女学院白百合学園を希望するお母さま方に話を聞くと、
「神から与えられた命だから、自己中心的でなく、自分のことと同じように、
周りの人たちのことも大切にして、そして、感謝の心が大切だと思っています」
「人のために、人の役に立つことをしていくことが大事だと考えています」
というようなことを、サラッと、話される方が多いのです。
聖心女子学院、立教女学院、白百合学園という学校の特色を考えると、
このような気持ちを持ち続けることは大事なのですが…。

散歩

このような話を聞いた後には、お母さま方と散歩に出かけます。
「受験対話」から、3分くらい歩くと、『関口芭蕉庵』があります。

ここは、俳人松尾芭蕉が、神田川の改修工事監修のために
1677年から4年間住んでいたところです。
豊かな水をたたえる、ひょうたん池の横には、
芭蕉二百八十回忌にたてられた、「古池や蛙飛込む水のおと」の句碑もあり、
芭蕉がいた当時を想像させる芭蕉(いやいや場所)です。

私は、芭蕉庵を散歩しながら、よく、次のようなお話をします。

松の事は松に習へ、
竹の事は竹に習へ

この言葉は、
芭蕉の俳諧の理念を語るものとして、伝えられています。
ただし、この言葉について芭蕉自身の説明はなく、
文献によると、芭蕉の弟子たちは、つぎのように解釈しているそうです。
「私意を離れよ」と。
つまり、竹とか、松は、自然の象徴なのでしょう。

その自然と、自分を分けて、自然を対象物として見ている限り、
けっして、自然の真髄を、とらえることはできない。
自然と向き合うということは、自然と自分が一体化することなのだ、と。
私意を離れ、自分を無にして、自然と同化する精神の大切さを
言っているのではないかということです。
これは、日本の美学の根本精神ですね。
でも、これが、なかなか難しい。

ですから、お母さま方がおっしゃる、
「自己中心的でなく、自分のことと同じように、周りの人たちのことも大切にする」
「人の役に立つことをしていくことが大事だと考えています」
というのも、なかなか、たいへんなことなのです。
芭蕉さんも歩いたであろう庭を、プラプラと散歩しながら、
そんなことを、お母さま方と一緒に考えてみるのです。

「女子高生が選んだ2008年重大ニュース!」

話はポンと、飛びますが、昨日、「女子高生が選ぶ、2008年重大ニュース」が発表されました。
1位は、なんと、「総理大臣が、コロコロ入れ替わる!」ことでした。
政治家には、「私意を離れ、自分を無にして、国民と一体化してほしい」と、
女子高生も願っているのかもしれませんね。

ということで、話はそれてしまいましたが、
小学校受験を考えているお母さまには、この受験を通して、お子さんといっしょに、ご自身も、
どれだけ成長できるのかを楽しめるような余裕を持っていただきたいのです。
余裕があると、自分を客観的に見ることができますから、
受験もうまくいくのです! ぜひ、ぜひ!

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お問い合わせはこちらまで
HP:幼児教育・小学校受験の受験対話総合研究所

聖心女子学院、立教女学院、白百合学園の合格の秘密!

こんにちは。
小学校受験でおなじみの「受験対話総合研究所の平野伸明です。

「小学校受験を考えています」という親御さんと、面接をします。
ご両親が並んで座っている場合、
お父さんが、まず話し出すことが多いのです。
そのお父さんの話を聞きながら、お父さんの話を裏付ける資料を
お母さんがファイルから出して、私たちに見せてくれます。
たとえば、お父さんが、
「子どもは、今、小さな虫に興味をもっている」という話をしていると、
休日に、お父さんとお子さんが、いろいろな公園に行って、
虫を観察している写真や、お子さんが描いた虫の絵を、お母さんが、私たちに見せてくれるのです。
それがまた、春、夏、秋、冬と、ちゃんと分類されている。

お父さんが、次にどんな話をするのか。では、どのような資料が必要だろうか。
お母さんの立場で、どのように助けられるだろうかと、常に考えているお母さんの姿が、そこにあるのです。
また、特に印象的なのは、資料の整理と管理です。
お父さんの話の流れに応じて、すぐに絵や写真を取り出せるようにしている。
「良妻といわれる方は、お父さんのすぐれた秘書という面をお持ちですよね」
と言ったら、お母さん方は、笑って、「そんなこと、ないですー」と言ってました。

今回は、「聖心女子学院、立教女学院、白百合学園の合格の秘密!」という
タイトルですが、本当は、特別な秘密などはありません。
私が見て知っている三校のお母さま方は、
みなさんとても、バランス感覚の優れた方たちなのです。
そのお母さんに育てられたお子さんですから…。

「いわさきちひろ展」

今日は、聖心女子学院立教女学院白百合学園にお子さんが通われているお母さん方と「いわさきちひろ展」見に行ってきました。
会場から出た後は、いつものように、お茶を楽しんできました。
上記の話は、その時の話題の一部です。

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HP:幼児教育・小学校受験の受験対話総合研究所

「サンタクロースは、どこから来るの?」

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの「受験対話総合研究所の平野伸明です。
クリスマスが近づいてきました。

毎年、この時期には、教室で、子どもたちとの大論争が始まります。
テーマは、「サンタさんは、どこから来るの?」です。
まぁ、これだけではなく、
「何で、いい子にしてると、プレゼントがもらえるの?」
「どうして、クリスマスにケーキを食べるの?」と、
この時期には、クリスマスとサンタクロースに関する
「なぜ?」「どうして?」が、子どもの口から、次々と出てきます。

こんな時、ご家庭で、お母さんは、
「なに言ってるの。さっさと、ご飯を食べちゃいなさい」なんて言わないで、
子どもが関心、興味を持ったことに、できるだけ、つき合ってあげてほしいのです。
すぐに、子どもを夢の世界から、現実に引き戻すのではなくて、
子どもの発想、空想などをしっかり聞いて、受けとめてあげてほしいのです。

言い換えると、子どもが描く想像の世界の話を聞きながら、
お母さんも、お子さんの話に参加して、一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

海外で一時暮らしていて、帰国されたお母さま方が、
よく、おっしゃるのですが、
「日本人は、『なぜ?』『どうして?』を嫌う傾向が強い」と言います。
外国の子どもたちは、幼いなりに、
「自分の意見をしっかり主張していた」
「わからないことがあると、素直に質問していた」
「友だちから質問を受けたら、一生懸命に説明していた」
これが当たり前だった、というのです。
これなら、子どもたちの「考える力」が育ちますよね。

しかし、日本人の場合は、大人同士でも、「なぜ?」「どうして?」と質問されると、
「うっとうしいな、めんどくさいヤツだ」と思うことがよくあります。
しかし、「なぜ」「どうして」と疑問に思うことは、子どもが成長する上で、
ひじょうに大切で、「考える」習慣を身につけるための自然なステップなのです。
もし、「なぜ?」「どうして?」の質問を閉じ込めてしまう生活が
続いたとしたら、子どもたちは、思ったことを、言葉にしなくなり、
「考える力」が育たなくなるのです。
これは、どの有名小学校に合格させたいかを考えるよりも大切なことなのです。

「受験対話」の場合は、聖心女子学院立教女学院白百合学園などの
キリスト教の小学校に入学を希望されるお子さんが多いので、
クリスマスの時期の子どもたちとの話し合いは、「教育」上も、とても大切になります。
子どもの旺盛な好奇心に、大人の感覚でフタをしないことが、
賢い子どもに育てるための大前提になるのです。

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