こんにちは。
年中さんから大学卒業までの18年間一貫教育でおなじみの
受験対話総合研究所です。
受験対話総合研究所では、約25年間、
子どもに読み聞かせる絵本の文章は、一度「添削」したものを使っています。
なぜか?
子どもたちにとって、最初に出会う文章は、「絵本の文章」です。
これを、お母さま、お父さまが、毎日毎日読み聞かせるので、
「絵本の文体」が、子どもたちにすり込まれます。
つまり、「絵本の文体」が、子どもの「文章力」や「ことばの力」に
大きな影響を与えることになります。
問題は、絵本を読み聞かせているお母さま、お父さまが、
子どもの「ことばを育てている」という意識なしに、
ただ絵本の文章を「音声化」していることです。
絵本の文章が、子どもたちの「言語能力」に与える影響を考えてみてください。
※「言語能力」とは、考える力、表現する力、想像する力、創造する力などのことです。
とはいえ、
お父さま、お母さまも、幼い頃に、絵本を読んでもらった。
きっと同じことを、お子さんにしているのだと思います。
絵本の文章を音声化することは、ごく自然なことで、
疑問が生まれるこはなかったでしょう。
受験対話総合研究所からの提案です。
幼い頃に、絵本の文章を通してすり込まれた「文体」が、
子どもが大学生になったときに、どのような影響として残るのか、
これから大学生の「ことば」を聞くときに、注意してみてください。
お母さま、お父さまは、「お子さんのことば」を育てる責任者です。
ぜひ考えてみてください。
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