こんにちは。
小学校受験でおなじみの
受験対話総合研究所です。
昨日は学習院大学に行ってきました。
学生たちの話を聞いていたときです。
ある女子学生が質問をしてきました。
彼女は、教育実習に行って、
子どもたちの前で授業をしたときに、
わからないことがあったと言うのです。
①なぜ、授業をすると喉が疲れるのか?
話すための呼吸法、発声法を身につけてないからです。
②なぜ、授業が、わかりにくいと言われたのか?
「話しことば」の教育をちゃんと受けていないからです。
また、これまで、あなたの周りに、ちゃんと話せる人がいなかったからでしょう。
③なぜ、周りに、ちゃんと話ができる人がいなかったのか?
子どもが母語(日本語)を身につけるときに、一番影響をあたえるのが
母親の「ことば」です。
あなたの周りにいた人たちを育てたお母さま方が、
子育てをしているときに、「ことば」に関心がなかったからです。
つまり、母親たちが、子どもに、「話しことばを教えているのだ」という
自覚のないまま、毎日、自分の「ことば」を、子どもにすり込んでしまったのです。
と、このような話をきっかけに、
子どもが「ことば」を身につけるときに、
家庭における母親と、学校における教師の役割と責任は、
きわめて重大であること。
だからこそ、若いキミたちは、
「日本語」のトレーニングを謙虚に受けることが大事なのだと話しました。
話は変わりますが、
最近は、大学でも
学生たちに、「授業評価アンケート」を行っていますね。
学生たちは、自分が持っている「日本語の力」で講義を聴き、
先生方は、自分が持っている「日本語の力」で講義をする。
授業アンケートからは、こんな一面が、評価として読み取れます。
子どもたちの「日本語の力」を育てる環境は、まだ整ってはいません。
このままでは、ますます子どもたちの「考える力」も落ちてしまいます。
家庭教育が大事です。
とくに、お母さま方が行う、「ことばの教育」が大切なのです。
受験対話総合研究所には、
お母さま方に、「ことば」の勉強をしていただく、『母親塾』があります。
お子さんの「ことば」に、心配をお持ちのお母さまは、ぜひご連絡ください。
お待ちしています。
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