こんにちは。
小学校受験でおなじみの
受験対話総合研究所の平野伸明です。
今日は、子どもたちと、
早稲田大学で開かれている
「日本ペンクラブ75年のあゆみ 自由と平和を求めて」展に行ってきました。
![033 日本ペンクラブ 75年のあゆみ展](http://ojuken-taisaku-blog.com/wp2024/wp-content/uploads/2010/09/0331-300x225.jpg)
受験対話総合研究所で学ぶ子どもたちには、
あこがれの作家である、川端康成、井上靖、遠藤周作などの
直筆の原稿が展示されていました。
![002 子どもたちが憧れる、日本ペンクラブ](http://ojuken-taisaku-blog.com/wp2024/wp-content/uploads/2010/09/0021-300x225.jpg)
中学1年生のマユちゃんは、
川端康成の直筆の原稿の前で立ち止まり、
じっと原稿を見つめていました。
この原稿には、推敲のあとが残っていました。
川端氏が、自分の書いた原稿を読みなおし、
足りない部分を補い、いらないところを削った跡があったのです。
展示会を見終わってから、
子どもたちには、レポートを書いてもらいました。
マユちゃんのレポートには、
川端康成の原稿の推敲のあとを辿りながら、
川端氏が、何を伝えたくて、どう考えていたのか、
川端氏の「思い」を、ドキドキしながら読み取っていたのだと、
そのときの様子や内容が具体的に書いてありました。
有名私立中学に合格して、
今年の4月に受験対話総合研究所に来た頃のマユちゃんは、
文章を書くことの、基本的な認識に欠けていました。
中学受験のむずかしい記述問題は、簡単に書けたそうですが、
「受験対話」の勉強会でマユちゃんは、
文章を書きながら、客観と主観がないまぜになっていました。
書いていて、自分で混乱してしまう。
なのに、そのまま人に読ませて、
「なんで、わかってくれないのよー」という顔をしていました。
そんなマユちゃんが、
今は、川端康成氏の原稿を見て、
川端氏の「ことば」から、
川端氏の「思い」を読み取ろうとしている。
子どもが成長していく姿を見るのは、
何よりも嬉しいものです。
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