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タグ: 大学生の就職活動

子どもは、大人の真似をします!

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの
受験対話総合研究所の平野伸明です。

今日は、大学生の授業がありました。
授業が終わると、いつものようにお茶会が始まりました。
お茶会では、参加者の一人がテーマを出し、みんなでおしゃべりするのです。
今日の出席者は、みな海外での生活経験がありました。
外国では、どのような一流大学に通っていようと、個人として傑出したところがない者には、
敬意どころか、存在自体を意識もしてくれないという、きびしい知的緊張感があります。
このような環境の中で生活していた学生たちですから、みな知的に冴えまくっています。

今日のお茶会では、参加者の女の子が、大学で学生に配られていたチラシを持ってきて、
このテーマで、みんなで話し合いたいと言いました。
チラシの内容を紹介します。

「傍若無人な行動に喝!・人としての最低限のマナーを守ろう!」
平穏な住宅街の路地を大声で話しながら歩く者、
禁煙の学生ラウンジで周囲の迷惑もお構いなしに煙草を吸う者、
公共の公園で小さな子どもや他の利用者を追いやって、我がもの顔で場所を占拠する者。
これらはすべて、大学に寄せられている、本学学生の行動に対しての苦情だ。
公共のルールを守れないとは、
学生である前に、人間として恥ずかしいことだ…」とありました。
つまり、「人の迷惑、そんなの関係ねぇ!」と考える大学生の現状が書かれていたのです。
このチラシの中身を読むと、この大学のブランドイメージと実際の学生の姿が
あまりに大きくずれていることがわかり驚きます。
学生ラウンジでのマナーの悪さから、大学側が、学生ラウンジを閉鎖したとありました。

偏差値70以上ある、有名大学で配られていたチラシですが、
お母さま方は、この事実をどのようにお考えになるでしょうか?
私は、学生たちが戸惑っているのではないかと思うのです。
彼らは、今まで、マナーというものを教わってきていないでしょう。
それをいきなり、「人の迷惑を考えてみろ!」と言われても、
そんなことを考えたことのない子どもたちには、
どうしたらよいのかが、わからないと思うのです。
だから彼らは、大人の真似をしているだけだと思うのです。
それが、子どもというものでしょう。

私にも、経験があります。
大学のすぐ隣に、一般の人が住むマンションがあるので、
大学側が、次のような看板を置いていましたが…

大学から学生への「ことば」
大学から学生への「ことば」

しかしこの場所が、午後11時頃でも、この様子でした。

午後11時でも大はしゃぎ!
午後11時でも大はしゃぎ!

この時は、さすがに私も、学生たちに話をしに行きました。
そのあとで、大学の警備員に、
「どうして、看板の内容を守らせないのか」「なぜ学生に注意しないのか」と問い詰めたのですが、
「大学側に報告しておきます」と言って、注意するのは我々の仕事ではない、という感じでした。
学生たちは、そんな大人たちの考え方を知っているのです。
つまり、大人は、自分たちを注意をしたり、叱ったりすることはないと見抜いているのです。
これは、電車の中でも同じですよね。
このような若者たちが、社会人になり、親になるわけです。:cry:
この話は、問題の根が深いので、今回は、ここまでにしておきましょう。

受験対話総合研究所で学ぶ大学生たち!

今日の学生たちの話し合いでは、
「日本では、仲間と一緒にいると楽しすぎて、ついつい個人が弱体化するのだろう。
もちろん、仲間との連帯意識があること自体は悪いことではない。
大学時代の生きがいでもある。
しかし問題は、『みんなで渡れば怖くない』といった、もたれ合いの精神が強すぎて、
個人としての緊張感がなくなり、ひよわな大学生ばかりが多くなっているのではないか」と、
外国で教育を受けた経験のある学生は、
日本の大学生たちの子どもっぽさに厳しい意見を持っていました。
その後、まだまだ話は続き、家庭教育の問題から、普天間問題へ、
そして、「日本代表の質」の問題まで話題は広がり、お茶会は盛り上がりました。

さて、お母さま方は、この問題をどのようにお考えになりますか?;-)

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学習院女子大学の学生のための「日本語教室」!

こんにちは。:razz:受験対話総合研究所の平野伸明です。今日、「受験対話」では、学習院女子大学の1、2年生を対象にした、
学習院女子大学の学生のための「日本語教室(Ⅰ)」を開講しました。

お母さま方は、「日本語教室」と聞くと、
なぜ、大学生にもなって、「日本語」を勉強しなければならないの?
と、不思議に思われるでしょう。
しかし、これには、ちゃんと理由があるのです。

たとえば、小学校受験をして、有名私立小学校から、中学校、高校と進学したとしても、
子どもたちの「言語教育」には、いろいろな問題があるのです。
詳しい話は、別の機会にしますが、たとえば、駅のホームや電車の中で、
立ち話をしている、有名校に通う生徒たちの会話が
聞こえてくることがありますよね。
制服を見ると、どこの学校の生徒なのかが、すぐにわかります。
こういう時、みなさんは、どのような感想を持たれることが多いですか?
「あら、まぁ、あの学校の生徒さんも、現代っ子なのねー」
なんて思われることが、けっこうあるのではないでしょうか。

そうなんです。
特に、子どもたちの「話しことば」については、
幼児期からの、母親の指導内容と、学校の先生の役割と責任が、とても大きいのです。
しかし、「話しことば教育」について、お母さま方は、あまり関心がないし、
学校の先生方の間にも、戸惑いが多く、
(先生方も、話しことばの教育を受けてきていないので)
その指導のあり方を模索しているのが現状なのです。
つまり、子どもたちは、「話しことば教育」を受けずに、
大学生になってしまうのです。

若者たちの「話しことば」

だから、「話しことば教育」を受けてこなかった若者たちは、
大学生になると、やらなければならないことが、たくさんあるのです。
例えば、若者たちは、長い間、
「ひとこと言えば、あとは相手が察してくれる」という甘やかされた、
ことば世界の中で暮らしてきています。
しかし、これが通用するのは、大学生までです。
ちゃんとした社会人になるためには、
社会人に必要な「的確な話しことば」を身につけなくてはなりません。

たとえば、自分の意思や意見を、筋道立てて、正確に伝えるにも、
基礎訓練が必要になります。
ほとんどの大学生たちは、今まで、こうした訓練を受ける機会が、
まったくといっていいほど、なかったわけです。

今日の内容は、プライベートなおしゃべりの世界ではなく、職場や改まった場で、
目的を持ったコミュニケーションを展開するときに、
どうしたら、わかりやすく、的確に、魅力的に伝えることができるか、
その秘訣をレッスンしました。
学習院女子大学の学生さんが、
魅力的なことばで、それぞれの知的な魅力を表現できるようにレッスンは続きます:razz:

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筑紫さんの遺志を継ぐ早稲田大学の卒業生たち

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの平野伸明です。
昨日は、早稲田大学の卒業式でした。

「受験対話」の大学生指導部では、大学生の「ことば」の指導を始めて、約20年になります。
マスコミに強い早稲田大学の学生の中から、
試験で選んだ優秀な学生を鍛え上げています。
特に、今年の卒業生は、昨年亡くなられた筑紫哲也さんの意志を継ごうとする者が多く、
「ことば」で仕事をしていこうとする学生がたくさん、「受験対話」で学んでいました。

アナウンサーリポーター放送記者新聞記者編集者など、
難関のマスコミ試験に合格するのは当たり前のこと、
それ以上に、自分の「ことば」を磨いてきた若者たちです。

そんな彼らに、TBSの新人研修で、筑紫さんが話されていたことを紹介します。
「マスコミの仕事は、じつは非常に職人的な世界なのです。
マニュアルで、こういう場合は、こうやったらいいと、
いくら教わってもダメで、何事も、自分の体で覚える以外にない世界なのです…。
私は、この仕事が面白いと気づくまで10年近くかかりました。
何も、3ヶ月やったから、3年やったからという必要はないんじゃないかと思います」

ジャーナリストを目指す若者へのメッセージです。
「受験対話」で勉強してきた学生なら、
この筑紫さんのことばの意味を、正確に理解できるでしょう。

「受験対話」を卒業する、大学生のみなさん、
これまでどおり、現代を見つめる眼を養いながら、
社会に貢献できる、「現代史の目撃者」になってほしい!
みんな、がんばれ!

◆◆◆ お知らせ ◆◆◆
神田川の桜の情報です。
神田川沿いの桜の木の下には、
戸塚第一小学校の生徒さんたちの川柳が、写真のようにあります。
桜の花を眺めながら、子どもたちの「ことば」と向き合ってみるのも、なかなか、いいものです:razz:

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