こんにちは。
年中さんから大学卒業までの18年間一貫教育でおなじみの
受験対話総合研究所です。
受験対話総合研究所では、年長さんの「試験対策」は終わり、
子どもたちは、合格するための最終調整段階に入りました。
昨日は、早稲田大学の学生たちが大勢いたので、
年長さんは、大学生と一緒に、「話しことば」の訓練をしました。
「会話」の中から、何を読みとるか。
この積み重ねによって、子どもたちの「人生」は大きく変わってきます。
試験があろうとなかろうと、日々の訓練が大切です。
本日、年長さんは、早稲田大学の学生たちと一緒に、
筑紫哲也さんの「ことば」と向き合いました。
以下の内容を、大学生たちが、わかりやすく、年長さんに
説明してくれました。
「日本人の読解力が著しく落ちているという調査結果が出て、
文部科学省は大変ショックを受けたらしいのですが、
私はまったくショックじゃなかったと番組で言ったんです。
そんなことは、とうに始まっていた。なんで学生たちの読み書きの
能力がこんなに落ちていることが、今まで問題にならなかったのか」
(雑誌と新聞をめぐる私的ジャーナリズム論より)
早稲田大学と立命館大学で、おもに大学院生を指導していた
筑紫さんのこの「ことば」を、年長さんでも理解できるようにかみ砕き、
「読解力」とは何なのか、「読み書きの能力」とはどんなものなのか、
小学校1年生の教科書を使いながら大学生たちは説明していました。
子どもたちは、少しずつ理解していました。
続いて年長さんには、小学校受験で使う「話しことばの能力」に
ついて考えてもらいました。
お父さん、お母さんの話。先生の話。お友だちの話。
「何となく聞いているようで、聞いていない」
「すぐにわかったつもりになり、質問しない」
など、子どもたちの「聞くクセ」が、
よい人間関係を築きたいときに、邪魔していることが多いのです。
入学試験で、小学校の先生と「よい人間関係」が築けるように、
子どもたちの「ことば」の最終調整を続けます。
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