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タグ: 早稲田大学国際コミュニティセンター

教育は偏差値だけでは終わらない!

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの平野伸明です。
「受験対話」では、大学生の「ことば」の指導もしていますので、
大学の先生方が、よく訪ねてこられます。

今日は、ある有名大学の先生がいらっしゃって、以下のような話をされていきました。
「最近、昼休みになると、大学の構内のあちらこちらで、場所をわきまえずに、飲食している学生が多い。
大学の敷地内でも、その姿は見苦しいが、大学の敷地の外でも、地べたに、腰をおろして、
コンビニで買ってきた弁当を食べている。
今の世の中、そんなことは、当たり前のことだから、今さら、マナーが悪いと嘆いてもしかたないし、
目くじらを立てる方が、おかしいと言われそうだが…」
と、このようなお話でした。

お母さま方は、どのように思われるでしょうか?
この有名大学を目指して、子どもたちは、小学校から塾に通い、
中学受験や高校受験、大学受験と、お勉強をさせられています。
ちなみに、この大学の先生のお子さんたちは、3人とも、海外の学校に行かれています。

子育ての目標は、どこだ!

子どもは、もともと、自分で育っていく力を持って生れてきます。
だからといって、親が子どもを、ほったらかしにしては、いけません。
何があっても、自分の責任で生きていけるように、
責任を引き受けられる子に育てることが大事です。
言い換えると、「自立」できる子ですね。
この「自立」に欠かせないのが、計測できない、家庭教育なのです。

ところが、多くのご家庭が、学校と同じように、目に見える、数字の部分だけに目を向ける傾向があります。
つまり、子育てが、学校や塾での点数や偏差値で終ってしまっている。
だから、ブランド校に通っていても、たとえば、「マナー」という、
数字で評価できない部分の能力は育っていないのです。

ということで、幼児期からの教育は、大学生になるまでの長期的なカリキュラムが必要になるのです。
お母さまは、どのようにお考えでしょうか?

早稲田大学・グローバル・フェスタ2009

早稲田大学国際コミュニティセンター主催のグローバル・フェスタ2009の最終日。

女子高校生たちも異文化交流に!
女子高校生たちも異文化交流に!

昨日、民族衣装やお国の「あいさつ」について教えてくれた
留学生たちを、子どもたちは、すぐに見つけました。
駆け寄っていった、子どもたちを快く迎えてくれて、
話し相手になってくれた、留学生のみなさんに感謝です。:razz:

子どもたちが、留学生のお兄さん、お姉さんたちと話すことで、
「世の中には、自分と違った人たちが暮らしていること」を
ちょっとでも感じてくれたら嬉しいな…:wink:

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読売新聞東京本社広告局・マイベストプロ東京
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試験に出る「季節カード」
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「これは何?」「どうして?」から始まる国際化

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの平野伸明です。
今日も、「受験対話」では、『母親塾』が開かれました。
今日の教材は、上智大学法学部国際関係法学科の問題です。

ところで、お母さま方は、小学生の英語教育について、どのような考えをお持ちでしょうか?
上智大学の入試問題で、高校生に問われたのは、
「小学校の英語必修化について考えなさい。ただし、真の国際化とは何か、ということも含めて」
ということでした。

受験対話」の母親塾では、勉強会のテーマが、「英語教育」や「フランス語教育」になると、
毎回、お母さま方の意見交換が活発になります:razz:
今回の問題には、大学の先生の意見が、資料しとしてあり、
国際教養大学の中島先生が、英語の必修化について、賛成。
立教大学鳥飼久美子先生は、英語の必修化について、反対。

これらの大学の先生方の意見も踏まえて、お母さま方の話し合いが、白熱しました。
今回、私が、気に入ったのは、同時通訳として活躍されていた、
鳥飼久美子先生の以下のことばです。

「『国際人』とは何か。
それは、『向こう三軒両隣』と言うように、お隣さんとの、おつきあいから始まる。
たとえば、小学校のある地域に住むブラジル人や中東からの人たちと接して、
言葉や文化の違い、世界の多様さを体験する。
そうしたことこそ大事なことで、英語は中学からでも十分できる」
という部分でした。
お母さま方は、どのようにお考えですか?

早稲田大学・グローバル・フェスタ2009

今日は、早稲田大学・国際コミュニティセンター主催の
ワセダ・グローバル・フェスタ2009」が、早稲田大学でありました。

ワセダ・グローバル・フェスタ2009
ワセダ・グローバル・フェスタ2009

これは、早稲田大学の学生と留学生たちの異文化理解と交流を促進するイベントです。
「受験対話」では、授業が終わった後に、子どもたちと一緒に、見学に行ってきました。
子どもたちは、留学生たちの民族衣装や踊りを見ながら、
「これは、なんですか?」:roll:
「あれって、なんですか?」:shock:
「どうして、どうして?」と、留学生に聞き、説明してもらっていました。
まず、子どもたちが、外国の人たちに、興味をもつことが、
真の国際化につながる、最初の一歩なのですね。:lol:

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日本の文化っ何なんだろう?

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの受験対話総合研究所の平野伸明です。

先日、早稲田大学大隈講堂で、早稲田大学国際コミュニティセンター
日本舞踊芸術文化協会が主催する外国人の舞踊大会がありました。

早稲田大学・異文化交流会
早稲田大学・異文化交流会

「受験対話」では、『日本の文化っ何なんだろう?』をテーマにして、子どもたちと見に行きました。
子どもたちは、初めて見る舞台の絢爛さに、「うわー、きれいー!」 :shock:と驚いたり、
女の子たちは、椅子に座りながら、顔や手の動きを真似たりしていました。

みんな、「つまらないー」「おもしろくなーい」と言って、
騒ぎ出すのではないかと、ヒヤヒヤしていたのですが、静かに、舞台を見入っていました。
子どもたちの「心を動かす」、何かがあったのかな、と喜んでいます。

今、昔ながらの生活自体がなくなっている中で、
子どもたちが、いきなり伝統芸能を見ても、表面をなぞるだけになってしまいます。
でも、子どもたちが大人になる時代には、日本の中にいても、
外国の人たちと、共に暮らす時代になるでしょう。
外国の人たちは、日本の伝統芸能について興味がありますから、質問してきます。
そんな時に、「何も知らないしー、興味もないしー、見たこともないしー」と答えたら、
外国の方たちと、お友だちになれませんね。:cry:

今回、子どもたちが舞台を見たことで、
日本の伝統芸能を、生活の中に親しく感じてもらうための
一つのきっかけになるといいな、と思っています。

子どもたちにとっても、異文化体験!

今回の舞台では、子どもたちは、外国の方たちが、
異文化体験をしている姿を見ることを通して、自分の国の文化を知るということに挑戦したわけです。

子どもたちが、これから、いろいろな体験やお勉強をしていく上で、
自分の今の位置を確かめるというのは、大切なことになります。
まぁ、子どもたちにとっては、「舞踊」も異文化のようなものですが、
異文化の中にいると、どうしても、自分たちの足元を見直す、というか、
自分を確認するようになります。

これからの時代を生きる子どもたちには、英語の勉強よりも、
まず、これが大切なのだと、「受験対話」では考えています。

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