こんにちは。
小学校受験でおなじみの
受験対話総合研究所の平野伸明です。
東京大学での研究会の後、
学生たちと『本郷定食』を、
いえいえ、
『本郷定食』+『肉じゃが(トッピング)』をいただいたのですが、
話をしていて、
学生たちの、お互いの呼び方が気になりました。
特に違和感があったのは、
女子学生が、同学年の男子を呼ぶとき、
「○○くん!」「××くん!」と言うのです。
これには、参りました。
言葉の歴史も含めて、学生たちと話し合いました。
井上陽水の『あこがれ』!
そこで思い出したのですが、
井上陽水に、『あこがれ』という歌がありますね。
この歌詞に、
「男は一人旅するものだ、荒野をめざし旅するものだ
ららら…
これが男の姿なら、
私も、ついあこがれてしまう」
「女は清くやさしく生きて、電車に乗れば座席をゆずり、
悲しい歌が聞こえてきたら、ほろりと涙流してしまう
ららら…
これが女の姿なら、私もついあこがれてしまう」
このような男性や女性が、もういなくなったからこその歌詞なのですが、
井上陽水さんが思う、男性像と女性像の違いが、よくわかりますよね。
夏目漱石の「虞美人草」
先日、受験対話総合研究所では、
お母さま方と高校生たちとの合同の勉強会があり、
夏目漱石の『虞美人草』を読みました。
夏目漱石の生きた時代は、男と女に、はっきりとした差別がありました。
たとえば、父親の遺産は、長男から次代の長男へと引き継がれます。
つまり、明治民法では、家督相続は、
他の兄弟や女性は加われなかったのです。
しかし、この作品では、母(女性)が、家督相続(男の世界)に割り込み、
男たちの富を奪うことを計画するところから物語は始まります。
この日本で、男女の差別が、どのようにあったのかを知ることは、
男女雇用機会均等法につながる歴史ですから、
大学生は、就職活動を始める前に、勉強しておくことも大事ですよね。
幼児のお母さまは、詳しい話を知らなくてもよいのですが、
「○○くん」「○○さん」の違いは、
子どもたちに、ちゃんと説明してあげられるようにしておきたいですよね
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