こんにちは。
小学校受験でおなじみの受験対話総合研究所の平野伸明です。
昨日は、東京駅に行きました。
ちょうど、ホームには、東北新幹線の「はやて」と、
東海道線の普通電車が、隣同士で停まってました。
東北新幹線の「はやて」は、最高速度275キロで、利用客は、目的地まで、短時間で移動できます。
東海道本線の普通電車は、進行方向が、東北新幹線とは逆方向ですし、スピードも遅く、各駅に停まります。
新幹線と比べると、ゆっくりな分だけ、しっかり周りの風景を見ることができますし、乗っていると、乗り降りする人の様子から、生活の匂いや、町の匂いを感じることができます。
スピードが速いから「偉い!」
ゆっくりだから「ダメ!」
というものではありませんよね。
姉妹でも違う勉強の仕方
受験対話総合研究所には、兄弟、姉妹で通ってくる子どもたちが多いのですが、
聖心女子学院を目指している、年長さんのランちゃんがいます。
お姉ちゃんが、聖心女子学院に通っているのですが、2人の性格が全然、違うのです。
お姉ちゃんが年長さんの頃は、とても素直に、講師の指示を受けとめ、
正確にスピーディに再現することができたので、お勉強も、順調に進みました。
しかし、妹のランちゃんは、「自分の世界」をしっかり持っていて、
講師の指示を、一度、自分の頭(価値観)に通して、
自分なりの説明(解説)をしながら、ゆっくり問題に取り組みます。
小学校に入ってからのお姉ちゃんが、
物事や課題を、自分の引き寄せて「じっくり考えるタイプ」に変わったので、
ランちゃんは、このお姉ちゃんの影響もかなり受けていると思うのですが…
これも、新幹線と普通電車のように、どちらが「偉い!」というような話ではありません。
かえって、ランちゃんタイプの方が、これからの日本には、必要な人間でしょう。
だから、ランちゃんには、
自分のペースで、伸び伸びと、ゆっくりと、お勉強してほしいのですが、
入学試験の「試験用」に、ちょっと我慢してもらわないといけないところが、辛いところです
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