こんにちは。
年中さんから大学卒業までの18年間一貫教育でおなじみの
受験対話総合研究所です。
昨日は、東京大学の学生たちとの勉強会がありました。
そこへ、早稲田大学ホームカミングデーに参加していた
早稲田大学の卒業生(人生の先輩たち)がやってきました。
東大生の授業が終わってから、人生の先輩(40代~70代)たちと
学生が一緒に、映画『愛染かつら』を見ました。
上原譲と田中絹代のメロドラマで、昭和13、14年の松竹映画です。
この映画の主題歌は、たいへん有名です。
「花も嵐も踏み越えて、行くは男の生きる道~」
「花」は枕ことばなので、男が踏み越えねばならないのは、
「嵐」になります。
男が、つらい運命を甘受し、それに向かって進んでいく。
男が、自分の運命を甘受し、その任務を果たしていく。
池田勇人元首相、湯川秀樹博士なども愛唱していたという
この詞の底に流れる「男らしさ」について、
人生の先輩たちが、学生たちに話をしてくれました。
東大生たちと話していて驚くのは、こういう話を、
大人からほとんど聞いたことがないということです。
何も、特別なことや難しいことを言わなくていいのです。
大人が、自分の考えや体験を、若者たちに話せばいい。
東大生たちは、喜んでいたました。
幼児のお父さま、お母さまは、どのようにお考えになりますか?