こんにちは。
小学校受験でおなじみの「受験対話」総合研究所の平野伸明です。
小学校受験の面接では、普段の家庭での親子関係を確認するために、
母と子で役割を交代して、日々の家庭での様子を演じさせる課題が出されることがあります。
たとえば、
1.お子さんがお手伝いをしているところを、親子でやってみてください。
2.朝起きてから幼稚園に行くまでの様子をやってください。
3.夕食が終わってから寝るまでのところをやってください。
4.妹さんとケンカをしているところをやってみてください。
5.お家でお勉強している様子をやってください。
などです。
母親が子どもの役、お子さんがお母さんの役です。
小学校の先生は、母親役のお子さんに注目します。
子どもは、正直です。
日ごろのお母さんの口癖や態度を、お子さんが真似します。
「早くしなさい!」 「もたもたするんじゃないの!」
「どうしてあなたは、いつも、そうなの!」など。
特に、母親が感情的に発する言葉や態度が子どもたちの記憶に残っていて、
試験会場で、お母さんの口癖を、そっくりそのまま、子どもたちが再現します。
この試験を受けたお母さん方が、よく言います。
「毎日の家庭生活が、いかに大切なのかということがわかったわ」と。
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