こんにちは。
年中さんから大学卒業までの18年間一貫教育でおなじみの
受験対話総合研究所です。
![早稲田大学の学生のための就職準備「日本語」実践講座](http://syuusyoku-taisaku.com/wp/wp-content/uploads/DSCF25735-300x225.jpg)
受験対話総合研究所では、年長さんの「試験対策」は終わり、
子どもたちは、合格するための最終調整段階に入りました。
昨日は、早稲田大学の学生たちが大勢いたので、
年長さんは、大学生と一緒に、「話しことば」の訓練をしました。
「会話」の中から、何を読みとるか。
この積み重ねによって、子どもたちの「人生」は大きく変わってきます。
試験があろうとなかろうと、日々の訓練が大切です。
本日、年長さんは、早稲田大学の学生たちと一緒に、
筑紫哲也さんの「ことば」と向き合いました。
以下の内容を、大学生たちが、わかりやすく、年長さんに
説明してくれました。
「日本人の読解力が著しく落ちているという調査結果が出て、
文部科学省は大変ショックを受けたらしいのですが、
私はまったくショックじゃなかったと番組で言ったんです。
そんなことは、とうに始まっていた。なんで学生たちの読み書きの
能力がこんなに落ちていることが、今まで問題にならなかったのか」
(雑誌と新聞をめぐる私的ジャーナリズム論より)
![雑誌と新聞をめぐる私的ジャーナリズム論(筑紫哲也)](http://syuusyoku-taisaku.com/wp/wp-content/uploads/DSCF4760-300x225.jpg)
早稲田大学と立命館大学で、おもに大学院生を指導していた
筑紫さんのこの「ことば」を、年長さんでも理解できるようにかみ砕き、
「読解力」とは何なのか、「読み書きの能力」とはどんなものなのか、
小学校1年生の教科書を使いながら大学生たちは説明していました。
子どもたちは、少しずつ理解していました。
続いて年長さんには、小学校受験で使う「話しことばの能力」に
ついて考えてもらいました。
お父さん、お母さんの話。先生の話。お友だちの話。
「何となく聞いているようで、聞いていない」
「すぐにわかったつもりになり、質問しない」
など、子どもたちの「聞くクセ」が、
よい人間関係を築きたいときに、邪魔していることが多いのです。
入学試験で、小学校の先生と「よい人間関係」が築けるように、
子どもたちの「ことば」の最終調整を続けます。
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