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タグ: 聖心女子学院

「サンタクロースは、どこから来るの?」

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの「受験対話総合研究所の平野伸明です。
クリスマスが近づいてきました。

毎年、この時期には、教室で、子どもたちとの大論争が始まります。
テーマは、「サンタさんは、どこから来るの?」です。
まぁ、これだけではなく、
「何で、いい子にしてると、プレゼントがもらえるの?」
「どうして、クリスマスにケーキを食べるの?」と、
この時期には、クリスマスとサンタクロースに関する
「なぜ?」「どうして?」が、子どもの口から、次々と出てきます。

こんな時、ご家庭で、お母さんは、
「なに言ってるの。さっさと、ご飯を食べちゃいなさい」なんて言わないで、
子どもが関心、興味を持ったことに、できるだけ、つき合ってあげてほしいのです。
すぐに、子どもを夢の世界から、現実に引き戻すのではなくて、
子どもの発想、空想などをしっかり聞いて、受けとめてあげてほしいのです。

言い換えると、子どもが描く想像の世界の話を聞きながら、
お母さんも、お子さんの話に参加して、一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

海外で一時暮らしていて、帰国されたお母さま方が、
よく、おっしゃるのですが、
「日本人は、『なぜ?』『どうして?』を嫌う傾向が強い」と言います。
外国の子どもたちは、幼いなりに、
「自分の意見をしっかり主張していた」
「わからないことがあると、素直に質問していた」
「友だちから質問を受けたら、一生懸命に説明していた」
これが当たり前だった、というのです。
これなら、子どもたちの「考える力」が育ちますよね。

しかし、日本人の場合は、大人同士でも、「なぜ?」「どうして?」と質問されると、
「うっとうしいな、めんどくさいヤツだ」と思うことがよくあります。
しかし、「なぜ」「どうして」と疑問に思うことは、子どもが成長する上で、
ひじょうに大切で、「考える」習慣を身につけるための自然なステップなのです。
もし、「なぜ?」「どうして?」の質問を閉じ込めてしまう生活が
続いたとしたら、子どもたちは、思ったことを、言葉にしなくなり、
「考える力」が育たなくなるのです。
これは、どの有名小学校に合格させたいかを考えるよりも大切なことなのです。

「受験対話」の場合は、聖心女子学院立教女学院白百合学園などの
キリスト教の小学校に入学を希望されるお子さんが多いので、
クリスマスの時期の子どもたちとの話し合いは、「教育」上も、とても大切になります。
子どもの旺盛な好奇心に、大人の感覚でフタをしないことが、
賢い子どもに育てるための大前提になるのです。

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  小学校受験の「お受験じょうほう」
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読売新聞東京本社広告局・マイベストプロ東京
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家庭で楽しく学べる「季節カード」は、受験対話総合研究所にお任せ下さい!

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お問い合わせはこちらまで
HP:幼児教育・小学校受験の受験対話総合研究所

小学校受験は「話しことば」の世界です!

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの「受験対話総合研究所の平野伸明です。

日常の風景

私たち大人は、人の話をあまり真剣に聞いてないですよね。
二人で話していても、相手の言葉をあまり気にしていない。
自分の話をすることに、夢中になってしまう。
これは、他人の歌を聞いてない、カラオケボックスでの風景と似ています。

また、テレビに出演してギャラをもらっているプロの表現者たちの話も、
私たちは、ちゃんと聞いてはいませんよね。
たとえば、グルメ番組で、レポーターが「うまい!」「おいしい!」を連発しています。
視聴者は、「どう、うまくて、おいしいのか」、何も気にならないから、
「あれでもプロのレポーターなのですか」と、テレビ局に文句を言いません。
口に含んだ、その味覚を、プロはどうやって放送の中で表現するのかなんて、
誰も、真剣に聞いているわけではないのです。

まぁ、それにしても、一つの形容詞を連発するだけでは、さびしい…。
また、「すごい!」「最高!」という言葉もよく聞きます。
「スゴイ!サイコー!」と言っているレポーターはラクなのでしょうが、
「何が、どう、すごいの?」か「何が、どうして、最高なのか?」
視聴者には、さっぱりわかりません。でも、私たちは、気にならないのです。
なぜでしょうか。それは、私たちが、ちゃんと聞いてないからです。

子育てでも

お母さんの日常生活にも、このようなことが、あるのではないでしょうか。
そのために誤解が起きたり、言ったとか、言わなかったとか、
モメルことがあるでしょう。
相手の言葉を、自分勝手に解釈したり、思い込みで聞いてしまう。
それを、相手の真意だと思い込んでしまう。よくありますよね。

大人が、うわの空で、人の話を聞いていますから、
子どもたちも、真似して、うわの空で、相手の話を聞くようになります。
授業中、先生が話していても、おとなしく聞こうとしない。 
自分のことをしゃべりまくる。

子どもたちが、静かにしていても、聞いているのだと油断してはいけません。
子どもたちは、別のことを考えていることが多いのです。
このような話の聞き方が身についてしまうと、いったいどうなるのか。
お母さんたちが、一番心配している、お勉強が苦手な子になってしまうのです。

赤ちゃんは、オギャーオギャーと何も知らずに生れてきます。
そこから、お母さんが教えることを、一つずつ覚えていきます。
教えたつもりのないことまで、覚えてしまいます。

「話の聞き方」もそうですが、「日本語の発音」も同じです。
いま、お母さん方の中に、サ行音のあまい人が増えてきました。
英語のスァ、スィの発音になっていて、日本語のサ、シ、ス、セ、ソの発音ができないのです。
お母さんは、この、あまい日本語の音を、次の世代の日本語の使い手である子どもたちに、何百回、何千回と聞かせているわけです。
だから、きちんと日本語の発音ができない子どもたちが増えています。
大学生になっても、幼児期そのままの発音をする学生の、何と多いことか。
ものを考えるという行為は、「ことば」を使ってするのです。
私たちの場合は、母語である「日本語」を使います。
わが子を「頭のよい子」に育てたいと願っているお母さま方、
お子さんの「日本語」、とくに「話しことば」に心配はありませんか?

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お問い合わせはこちらまで
HP:幼児教育・小学校受験の受験対話総合研究所

お料理と小学校受験!

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの「受験対話総合研究所の平野伸明です。

昔、評判になった本で、桐島洋子さんの
『聡明な女は料理がうまい』という本を読みなおしてみました。
おいしい料理を作れる人には、
「果敢な決断力と実行力」「大胆かつ柔軟な発想」
「明晰な頭脳」「鋭い洞察力」「機敏な運動神経」
「たくましい体力」「物に動じない冷静な判断力」
「不屈な闘志」「豊かな包容力」があるのだと、書いてありました。

そうだとすると、おいしい料理を作る力とは、
実社会を生き抜く力と同じであり、自己実現するための能力とさえいえるのです。
ここで、この本を紹介したのは、お母さんが、毎日の料理作りをとおして、
上記の能力を子どもたちに身につけさせることができますよ、
というような、気の重たくなるような話ではありません。
そうではなくて、おいしい料理を作るとは、いったいどういうことなのだろうかと、
一度、シンプルに考えてみることは、
子育てをする上でも、小学校受験の準備をする上でも、
大事なことなのではないかということなのです。

結論を先に言います。
小学校受験を考えているお母さんは、
「おいしい料理」を作るとは、「気働き」のことだと、一度思ってみてください。
「気働き」という言葉は、
「あの人は気働きがある」とか、
「あの人は、どうも気働きが足りない」などと使います。
言葉の意味を広辞苑でひいてみると、
「事のなりゆきに応じて即座に心が働くこと。気のきくこと。気転」とあります。

まぁ、このように言葉の意味を考えてしまうと、頭が痛くなりますよね。
料理を作ることが、「めんどくさくなったわ」と思ってしまうかもしれません。
でも、気働きとは、何も、そうむつかしいことと考えずに、
簡単に言うと、「相手の立場にたってみる」という解釈でいかがでしょうか。
つまり、食べる人のことを考えて、食事に関するすべてのことを準備
するということです。たとえば、何時から、どのような準備をすると、
おいしく食べてもらえるかな、とか、食べている人の様子を見ながら、
何をどのタイミングで出すと喜ばれるかな、などと考えて実行することだと思ってください。

このような「気働き」を、少しずつ感じ取ってくれるようにと願いながら、
子どもたちに、お料理作りの手伝いをさせると、
小学校受験でもプラスになります。
特に、聖心女子学院立教女学院白百合学園を希望されるお母さんは、以下のことばと結びつけて考えてみてください。
聖書にある、「汝、人にせられんと欲する如く人にせよ」という言葉です。

年中さんのための小学校受験対策講座:「受験対話」総合研究所

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