みなさん、こんにちは。
小学校受験でおなじみの受験対話総合研究所です。
「受験対話」の幼児クラスでは、大学生が、子どもたちにお話しをする時間があります。
幼児たちが、目を輝かせて聞いてくれるであろう話を、大学生が考えて来ます。
子どもたちには、親御さんでもなく先生でもない、大人から話を聞く訓練になります。
大学生には、大学で学んでいることを土台にして話を考えてくること、
そして、子どもたちには、自分が「わかる」まで、お兄さんやお姉さんに質問すること、
と言ってあります。
商学部三年のタカシおにいさんの話です!
今日は、どんなお話なのか、聞いてみましょう。
商学部三年生のタカシおにいさんが、話してくれました。
みなさんは、どうぶつえんに行ったことがありますか?
どうぶつを見ると、ワクワクしますよね。
でもね、むかし北海道にある「旭山(あさひやま)どうぶつえん」は、
「おきゃくさんが来なくて、なくなってしまうかもしれない」
という、とてもこまったじょうたいでした。
そこで、「どうしたら、またお客さんに来てもらえるかな?」と、どうぶつえんの人たちが、みんなで考えました。
① どうぶつの見せかたを、かえてみました
むかしのどうぶつえんは、たとえば、ペンギンをただ見ているだけでした。
でも、ペンギンって、なにが「とくい」だと思いますか?
そう、水の中をすいすい泳ぐことです。
そこで、旭山どうぶつえんでは、ペンギンが水の中を泳いで、
みんなのあたまの上をビューン!と通るトンネルをつくりました。
すると、
「わあ! とんでるみたい!」
「また見たい!」
と、たくさんの人がよろこんでくれたのです。
でもね、このトンネルをつくるとなると、たくさんのお金がいります。
もし、トンネルを作っても、お客さんが来てくれなかったら、お金が足りなくなってしまいます。
👉 つまり、
いいこともあるけど、こまることもあるんですね。
② おせわをしている人が、どうぶつのおはなしをすることにしました
つぎに、どうぶつをおせわしている人が、
「このどうぶつはね……」
と、みんなにおはなしをすることにしました。
たとえば、
「アザラシはね、じつはとっても泳ぐのがじょうずなんだよ」
と聞くと、アザラシのことが、もっと知りたくなりますよね。
でも、ここでも、こまったことがありました。
動物のおせわをしている人は、決まっているので、
・まいにち同じおはなしだと、お客さんはつまらくなる
・動物をおせわする人の中には、おはなしが、にがてな人もいる
・話していると、じかんがかかるので、おせわのしごとが、いそがしくなる
👉 ここでも、
いいことと、たいへんなことがいっしょに出てきました。
③だいじなおはなし
旭山どうぶつえんが、すごかったところは、
「やってみて、おわり」じゃなかったことです。
うまくいかなかったら、
「じゃあ、どうしたらいいかな?」
と、また考えました。
これは、みなさんのまいにちと、同じです。
たとえば、
・えをかいてみたけど、うまくいかなかった
・あそびを考えたけど、つまらなかった
そんなとき、
「もうやめる」ではなく、
「じゃあ、つぎはこうしてみよう」
と考えなおすことが、とてもだいじなんです。
■さいごに
あたらしいことをやってみるのは、ちょっとドキドキします。
でも、考えて、なおして、またやってみると、
たのしいことが、ふえていきます。
旭山どうぶつえんは、
そのたいせつなことを、みんなに教えてくれているんです。
たかしおにいさんは、がようしに絵をかいてきて、
「かみしばい」のように、どうぶつの絵を、子どもたちに見せながら話してくれました。
子どもたちからの質問も多かった!
タカシくんも、こどもたちも、たのしかったそうです!




