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月: 2009年1月

お子さんの質問から逃げていませんか?

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの「受験対話総合研究所の平野伸明です。
オバマ大統領になってから、リンカーンの話をテレビでよく見るようになりましたね。

アメリカの笑い話

リンカーンといえば、ワシントンに、リンカーン記念館があります。
椅子に腰かけた等身大のリンカーンの像が、なにやら物思わしげですが、
アメリカに、こんな笑い話があるのです。

四つ五つになる子どもが、お母さんに聞きます。
「どうして、リンカーンは悲しそうな顔をしているの?」
すると、ママが答えます。
「死んだからでしょう」
これは、アメリカでは、もっとも普遍的な笑い話なのだそうです。
どのような意味なのか。

これは、親は、子どものどんな質問にも答えなくてはいけないという、
教育上の原則が込められている笑い話なのだそうです。
日本人には、笑えない、笑い話ですよね:roll:

「受験対話」では、

「受験対話」の教室にいると、都電荒川線の電車が発車するときの「チン、チン」という音が聞こえます。
暁星小学校に合格したショウ君の、年中さん時代の話なのですが、ショウ君が、お母さんに聞きました。
「ねえ、どうして、都電は、チン、チンていうの?」
都電が発車するたびに、「チン、チン」と発車の合図が聞こえるので、
ショウ君は、以前から気になって、し方なかったのです。
ショウ君のお母さんは、なんと答えたと思いますか。

「うーん、お母さんも、わからないわ。今日、帰るときに、都電の運転手さんに聞いてみましょうね」と
おっしゃいました。
ショウ君のお母さまの、この姿勢はとてもすばらしですね。

子どもの質問は、大人には答えられないことが、たくさんあります。
でも、ショウ君のお母さんは、今、答えられないからといって、
照れ隠しに、逃げたり、ごまかしたりしないで、
「一緒に調べてみましょうね」という姿勢だったのです。

ショウ君の質問に、一つ一つ付き合うことは、たいへんな作業になります。
しかし、ショウ君のお母さんのこの姿勢は、変わりませんでした。
ショウ君の「知的好奇心」を育てようとするお母さんの姿勢があったからこそ、
余裕で暁星小学校にも合格したのです。

子どもの質問から逃げない姿勢!

多くのお母さんは、子どもたちの質問に答えられなくて、
そんなこと、これ以上聞かないで、と押さえつけちゃうのです。
でも、これでは、子どもは納得しません。
し方ないので、子どもたちは、「へんなの」と言って、黙ってしまうのです。

子どもの質問に、明快な説明をすることは難しいでしょう。
そういうときは、「いいところに気がついたわね」と、まず、ほめてあげてから、
ゆっくり説明してあげてください。
もし、自信がなかったら、「一緒に調べてみましょう」と言って、
疑問が浮かんだときに、どのように調べたらよいのかを体験させます。
とにかく、うるさいわね、といった調子で、押さえ込もうとするのはいけません。

こういうことが重なると、子どもは、考えたこと、不思議に思ったことがあっても、親には言わなくなります。
親が知的関心を示さないと、せっかく、子どもたちが持った「問題意識」をつぶしてしまうのです。
このような話を、親子でどのくらいしているのかによって、
子どもの知的能力は伸びたり伸びなかったりするものなのです。

「暁星小学校・光塩女子学院」を目指すお母さんに!

「受験対話」では、特に、この両校を目指すお母さんには、
がんばって、子どもたちの質問に答えることをお薦めしています。

なぜ?

「受験対話」で、暁星小学校や光塩女子学院の合格を目指しているお母さま方は、
将来、お子さんを、東京医科歯科大学で学ばせたいとおっしゃる方が多いのです。

東京医科歯科大学
東京医科歯科大学

「なぜですか?」と尋ねると、きまって、
東京医科歯科大学出身のお医者さんや歯医者さんを紹介してくれるのです。
私は、風邪をひいたり、歯の治療の時に、お母さま方に紹介してもらった、
東京医科歯科大学出身の先生を訪ねます。

すると、なぜ、お母さま方が、東京医科歯科大学でお子さんを学ばせたいとおっしゃっているのかが、
よくかがわかるのです。(このお話は、またしますね):razz:

そして、この先生方のように、お子さんを育てたいのであれば、
まず、お子さんの質問に、どのように答えることが大事なのかを学ぶ必要がありますと、申しあげています。

暁星小学校や光塩女子学院に進むことが、
東京医科歯科大学に直接結びつくわけではありませんが、
親があこがれる人がいて、そのあこがれの人に、子どもたちを会わせ、
そのあこがれの人と同じ学校で子どもを学ばせたいという親心は、素敵な志望理由ではないでしょうか:razz:

東京医科歯科大学
東京医科歯科大学

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試験に出る「暁星小学校・合格問題集」

暁星小学校・問題集

この「暁星小学校・合格問題集」は、受験対話総合研究所から暁星小学校に合格した子どもたちが、8月、9月に使用していた問題集の中から、試験によく出る問題を40題厳選しました。
数の問題やシーソーの問題など、書店で見かける暁星小学校の対策本の問題より、難しいと感じるでしょうが、この問題集で、繰り返し勉強すると、暁星小学校の過去問題を一瞬見ただけで、子どもたちの頭に、解法パターンがすぐに浮かぶようになります。
入試で、問題のスピード処理を求める暁星小学校の対策が、ご家庭で出来ます。
●価格:2100円(税込)
●詳しくは、こちらのページをご覧ください
●好評発売中!

「あれ、あれ人類」誕生!

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの「受験対話総合研究所の平野伸明です。
みなさん、年長さん用の「試験に出る名称カード」のご注文を、
たくさん、たくさん、ありがとうございます。:wink:
うれしいなー。:razz:

試験にでる名称カード!
試験にでる名称カード!

だって、多くのお母さま方が、子どもたちの「ことば」について、
関心を持たれているという証拠ですものね。
いや、関心というよりも、危機感を持っていらっしゃるから、
この「名称カード」を必要と思っていただけたのではないでしょうか。
そこで今日は、この「名称カード」を作ったきっかけについて、お話しますね。

これは、5年前の1月のことだったんです。
他の幼児教室で、集団授業を受けていた、
新年長さんのカナちゃんがお母さまと一緒に、「受験対話」を訪ねてきました。
お母さまの悩みは、
「幼児教室の先生が問いかけても、カナちゃんは、目をあわそうとしません。
それに答えようとする意欲も見えないし、体や表情が固まってしまうのです」
「ところが、集団授業ですから、先生方は、カナちゃんが答えるまで
待っていてくれません。次のお子さんを指名してしまいます。
このまま集団授業に通っていても、この子が話せるようにならない
と思いました」ということで、「受験対話」の個別指導に来られたのです。

カナちゃんが来たのが1月でした。
春の第1回目の模擬試験で、まずまずの成績をとるためには、特別な訓練が必要でした。
その時に作ったのが、この「名称カード」です。
ベテラン講師たちが、カナちゃんのために、手作りしました。
カナちゃんは、このカードを使って、何度も何度も繰り返しながら、言葉を覚えていきました。

今は、聖心女子学院に通っているカナちゃんですが、
先日、「受験対話」に遊びにきたときには、ジャニーズの嵐の桜井君の話がとまりませんでした。
質問すると、目も合わせられなくて、黙って、体が固まっていた
カナちゃんとは思えないほど、今は、明るく、楽しそうに話ができるお嬢さんになっていました。

「ことば遅れ」の傾向が…

ところで、この「ことばの遅れ」を心配されるお母さまが最近増えてきています。
原因は、どこにあるのでしょうか。
これまで私が経験してきた範囲でお話しますと、
とにかく、お母さま方の日常生活が忙しくなってきているところに原因があると思うのです。

つまり、お母さま方が、子どもたちの発する言葉を待ってあげる余裕がなくなってきているのです。
たとえば、お子さんが考えていると、
「○○じゃないの」「○○なんでしょ」「早く○○って言いなさいよ」と、
先回りして、お母さまが、言葉にしてしまう。
お母さまは、お子さんの表情を見ただけで、気持ちを読み取ってしまいますからね。

また、子どもが、「あれ、取って」というだけで、マヨネーズやケチャップを渡してしまう。
「あれ、あれ」というだけで、クーピーやハサミを用意してあげたりします。
これでは、とても言葉の訓練にはなりません。
毎日毎日、子どもたちから、言葉を身につける機会をうばってしまっているのです。:cry:

ということで、子どもたちは、言葉を覚える必要を感じずに、
「あれ、あれ」としか言わなくなる、「あれ、あれ人類」になってしまうのです。
まぁ、言葉を発しなくても生活できるのですから、
子どもたちが、言葉を覚えたり、使ったりする努力をしなくなるのは当然なのです。
こうして、「ことばの遅れた」子どもになってしまうのです。

小学校受験を考えた場合

「受験対話」の場合、この傾向は、希望校が、男女共学ではなく、

聖心女子学院や、白百合学園立教女学院などの有名女子校を目指しているお子さんに多くなっています。
もともと生活環境が整っているご家庭が多いので、
子どもたちは、自分の思ったことを言葉にしなくても生活できてしまうのでしょうね。

ただし、「受験対話」では、カードを使った特訓を受けてもらい、
4月からの「聖心女子学院・白百合学園・立教女学院」特訓講座
暁星小学校光塩女子学院特訓講座の開講日までに、
他の子どもたちに、追いつくように勉強してもらっています。

手作りなので…

この記事の右側の欄に、「名称カード」のご案内を載せました。
講師の手作りカードですので、多くは作れません。
もし、お子さんの「ことば」に、少しで不安があるようでしたら、使っていただけると、必ず効果があります。
小学校受験を考えているお子さんはもちろんですが、
受験しないお子さんでも、このカードでお勉強していただけたると、お話、おしゃべりをすることが、楽しくなりますよ。

子育ては、「ことばの教育」から始まるって言います。
ぜひ、「名称カード」を活用してみてください!

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幼児教育・お受験対策・小学校受験は受験対話総合研究所にお任せ下さい!

受験対話研究所 教室風景
受験対話研究所 教室風景

受験対話総合研究所では、ご両親に幼児教育の要点を理解してもらい、小学校受験を成功させるために最も大切な、「家庭教育」の方針を決めていただくことから始めています。
ご両親が、毎日実践している家庭教育の内容と完成度に説得力があれば、有名私立小学校受験の合格は確実なものになります。
お子様の人間力を育てる幼児教室、受験対話総合研究所では、お父様お母様のバックアップも万全です。

お問い合わせはこちらまで
HP:幼児教育・小学校受験の受験対話総合研究所
TEL:03-3203-0215

早稲田大学生の昼食風景!

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの「受験対話総合研究所の平野伸明です。

今日は、幼稚園がお休みだったユリちゃんの授業が、
いつもより早い時間で、午後1時スタートでした。
そのユリちゃんとユリちゃんのお母さんが、
東西線の早稲田駅から「受験対話」まで歩いてきたとき、
ちょうど、早稲田大学の昼休みとぶつかり、大勢の早大生が、昼食を食べるために、
大学の周りをウロウロする時間帯にぶつかったそうなのです。

ここからは、ユリちゃんのお母さんが教えてくれた話です。
「大学の横の『大隈通り商店街』では、学生たちにお弁当を販売している店がたくさんあったのですが、
一番長く行列ができていたのが、「全品300円」という弁当屋さんだった。
ユリちゃんのお母さんは、ビックリしてました。

「先生、全品300円ですよ!それが、いろいろな種類のお弁当があって、
とんかつ弁当でしょ、からあげ弁当でしょ、焼肉弁当もあるんですよ。
ただ、お弁当の中身を見ることができるサンプルがあったので、のぞいてみたら、
野菜は、キャベツが、ちょこっとだけ入っているだけで、あとはお肉がいっぱい!
若い人たちには、人気があるのでしょうが、毎日、食べていたら、栄養のバランスが偏ってしまいますよね!
早大生のお母さま方は、子どもたちが、どんな昼食を食べているか、ご存知なのかしら…」

「私は、大学時代は、母がお弁当を作ってくれていたし、私も、たまには、作っていたし…。
今日、学生さんたちが食べる、お弁当の中身を知って、やはり、健康を考えたら、
娘には、大学に入っても、絶対に、手作りのお弁当を持たせたいと思いました」と、
ユリちゃんのお母さんはおっしゃってました。
このような話をきっかけに、その後、お茶をしながら、ユリちゃんのお母さんとおしゃべりをしました。

早大の学生生活調査報告書

まず、2008年度版・早稲田大学の学生生活調査報告書を見ながら、
早稲田大学生たちの「食」と「健康」についての考え方を調べてみました。

この報告書の「食生活」というページには、早稲田大学生の「食」と「健康」についてのアンケート結果がまとめられていて、

これによると、食生活については、
男子学生は、44.8%が、「価格重視」
女子学生は、33.6%が「メニュー重視」、「栄養バランス重視」が30.2%
となっていました。(そういえば、ユリちゃんのお母さんが撮ってきてくれた写真を見ると、
お弁当屋さんに並んでいる学生は、男子が多いですね:lol: )

また、健康に不安を抱えている学生ほど、食生活が不規則になっているというアンケート結果もありました。

早稲田大学教授の研究結果でも…

次に、早稲田大学人間科学部の前橋明先生の研究を話題にしました。
前橋教授の研究によると、子どもたちの情緒不安定な症状である、
キレル、荒れる、ムカつく、イライラする、疲れているなどの問題が、
最近では、幼児期の子どもたちにも見られるようになってきていて、
そのような子どもたちに共通しているのは、栄養だけでなく、休養のとり方や運動のし方など、
身心の健康を支えるバランスがとれなくなっているところにあるという資料を読みながら、おしゃべりをしました。

このテーマでのおしゃべは、楽しい!

お母さま方は、みなさん、子どもたちの健康を一番に考えていらっしゃるでしょう。
ユリちゃんのお母さんとも話したのですが、このテーマは、お母さま方には、とても興味があると思うのです。
「受験対話」では、今度、お母さま方と、
「食」や「健康」についてみなさんで知恵を出し合う、勉強会を開いてみようと思っています。
※今回、前橋先生が書かれた文章を話題にして、ユリちゃんのお母さんが、
「とても、勉強になりました!」とおっしゃっていたので、
次回は、早大・人間科学部教授の町田和彦先生の
「健康な食生活とライフスタイル」という文章をお母さま方と一緒に読んで勉強します!:razz:

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試験に出る「暁星小学校・合格問題集」

暁星小学校・問題集

この「暁星小学校・合格問題集」は、受験対話総合研究所から暁星小学校に合格した子どもたちが、8月、9月に使用していた問題集の中から、試験によく出る問題を40題厳選しました。
数の問題やシーソーの問題など、書店で見かける暁星小学校の対策本の問題より、難しいと感じるでしょうが、この問題集で、繰り返し勉強すると、暁星小学校の過去問題を一瞬見ただけで、子どもたちの頭に、解法パターンがすぐに浮かぶようになります。
入試で、問題のスピード処理を求める暁星小学校の対策が、ご家庭で出来ます。
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