こんにちは。
小学校受験でおなじみの「受験対話総合研究所の平野伸明です。
「受験対話」では、「聖心女子学院・白百合学園・立教女学院」スタート講座が始まりました。
この講座は、新年長さんになり、新しく「受験対話」に入ってこられたお子さんのための、基礎トレーニング講座です。
少しだけ授業の内容を紹介しますね。
第1回目の授業で、立教女学院を目指す、メイちゃんが、
先生:「昨日の夜は、何を食べましたか?」
メイちゃん:「お寿司です」
先生:「どこで食べたのですか?」
メイちゃん:「お寿司屋さんです」
先生:「どんなお寿司屋さんでしたか?」
メイちゃん:「…」
メイちゃん:「お皿が、回ってました!」
その時、メイちゃんの後ろにいたお母さんが、急に立ち上がって言いました。
「メイちゃん、あなた、何言ってるの。回転寿司に行ったことないでしょう。
昨日のお寿司屋さんのこと、思い出して、話なさい!
お寿司屋さんがにぎってくれていたでしょ!」
メイちゃん「…」
大人だって子どもの記憶が曖昧だと、
お母さま方は、「ちゃんと、思い出して、話なさい!」と言います。
でも、ちょっと、待ってください。
お母さん、「そのお寿司屋さん、どんなものを着ていましたか?」と尋ねられたら、
職人さんの着衣を思い出せますか?
大人でも、思い出そうとして、わからないことって、けっこうあるのです。
お寿司屋さんに一時間いたとすると、
自分たちのために、一時間もお寿司をにぎってくれた職人さんが
着ていた服装の記憶さえ確かではないのです。
まぁ、夕食は、おいしくお寿司が食べられればよいわけで、
その他のことは、目に入っていないことが多いのです。
言い換えると、人は、自分がはっきり意識し、関心を持って見ないと、
見ているつもりでも、見逃していて、記憶に留めていないということなのです。
これは、記憶力の問題ではなく、「感じ方」の問題であり、「見方」の問題なのですね。
そこで、第一回目のスタート講座では、お母さま方にも参加してもらって、
「記憶の中に残すには、どのようにしたらよいのか」というお勉強をしました。
パイナップル畑
下の写真は、沖縄・石垣島のパイナップル畑です。
お母さま、この写真を、見たまま、お話してみてください。
なかなか、むずかしいでしょう
お子さんと一緒に勉強できるのが、小学校受験のいいところです。
お受験を上手に利用して、親子で成長できる有意義な時間にしましょう!
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