こんにちは。
小学校受験でおなじみの「受験対話総合研究所の平野伸明です。
前回のブログでは、
「お母さま、子どもたちの質問に、答えてあげてくださいね 」
「お母さま、わからなければ、子どもと一緒に調べてみましょう 」
「親子の会話で、子どもの知的能力が伸びるのです」
とお話しました。
このような提案は、これまで私が経験してきたことを元にお届けしているわけですが、
昨日も、また、すてきな「ことば」に出会いました。
昨日は、早稲田大学の大隈講堂で、筑紫哲也氏の追悼シンポジウムがあり、
早稲田大学の学生たちと参加してきました。
司会は田原総一郎氏で、TBSアメリカ総局長の金平茂紀氏が、
ニューヨークからネットで参加するという大がかりな話し合いでした。
この会場で、参加者に配られたものの中に、筑紫哲也氏の「ことば」がありました。
紹介します。
『多事争論』
近ごろ「論」が浅くなっていると思いませんか。
その良し悪し、是非、正しいか違っているかを問う前に。
そうやってひとつの「論」の専制が起きる時、
失われるのは自由の気風。
そうならないためにも、もっと「論」を愉しみませんか。
「多事争論」 2008年夏 筑紫哲也
いかがですか? 考えさせられる、深いことばですよね。
私は、筑紫さんの最後のことば、「もっと『論』を愉しみませんか」という言葉が、ジィーンと、心に、しみました。
実は、「受験対話」の「対話」という言葉も、自分の思いを伝えたり、
相手の思いを受け取るという意味で、「論」を楽しむことにつながるのです。
「受験対話」では、これまで以上に、幼児や若者たちと、「論」を楽しみたいと思います。
お母さんも、ぜひ、お子さんと、いっぱい、話をしてください。
子どもたちが、「心に浮かべた知的関心」を育ててあげてください。
そして、そして、もっと、もっと、子どもとの会話を楽しんでください。
「子育ては、言葉の教育から始まる!」
これを合言葉にしましょう
昨日、早稲田大学の大隈講堂は満員でした。
1,000人以上の学生たちが、筑紫哲也氏の言葉を心に刻んだ、すばらしいシンポジウムでした。
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