こんにちは。
小学校受験でおなじみの
受験対話総合研究所の平野伸明です。
夏の高校野球は、沖縄の興南高校が優勝しましたね。
監督の我喜屋優さんは、いい顔をしていました。
この日、ちょうど、テレビで応援をしていたら、
早稲田大学スポーツ科学部の学生がやってきて、
桑田真澄さんの文章を見せてくれました。
桑田さんは、早稲田大学での修士論文にあたるリサーチペーパーで、
「精神野球」や「根性野球」のルーツを調べた上で、
これからの野球界の改善点や発展について考察しています。
たとえば、野球界には、「走り込み」「打ち込み」「投げ込み」という
練習をして「貯め込む」という考えがある。
しかし、これらは、本当に貯め込めるものなのかどうか。
また、理不尽な「しごき」や「上下関係」「体罰」があったりする。
こうした誤った考え方や練習がイヤで、
野球から離れてしまった人が大勢いるというのです。
誤った常識を改善するためには、
指導者が「健全な育成」という理念を掲げて指導すべきだ、と述べています。
この夏優勝した、興南高校の我喜屋監督は、どのような指導をされた方なのでしょうか?
新聞記事の我喜屋監督のコメントには、
「小さなことを積み重ねたチビッ子が、大きなことをやってくれた。
むしろ、背中を押されました」とありました。
この言葉から、「しごき型」の恐い監督ではなかったように思うのですが…
人間は、褒めたら育つのか、叱った方が育つのか、という話は、
教育のテーマとしてよく出てきます。
今の子どもたちは、どちらかというと、叱られて育つよりも、
褒めた方が育つとも聞きます。
さて、みなさんは、どのようにお考えになりますか?
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