こんにちは。
小学校受験でおなじみの
受験対話総合研究所の平野伸明です。
受験対話総合研究所で学ぶ子どもたちには、
子どもたちにサービスをする人(子どもの親から月謝をもらっている人)
以外の大人から、話を聞く機会を多く作っています。
これには、理由があります。
今、子どもたちと話していて驚くのは、
ちゃんとした会話を、大人と、ほとんどしていないことです。
大人は、何も、特別なことや、むずかしいことを話さなくていいのです。
自分の考えや体験を、素直に子どもたちに話すだけでいいのです。
しかし、子どもたちから話を聞くと、
話をすることも、学校や塾に任せてしまって、
大人の方が、子どもとちゃんと話すことを、避けているようなのです。
自分の孫子の世代のために、がんばっている大人を探せ!
受験対話総合研究所で学んでいる子どもたちが、
大人から話を聞くときのポイントを一つ紹介します。
「この人(大人)は、子どもたちの未来のために、大人の責任として、何を実行しているのだろう?」
「この人(大人)は、私たちの未来のことを、ちゃんと考えてくれているのだろうか?」
ということを聞き出すことです。
なぜか。
それは、私たちの国が、民主主義というシステムを採っているからです。
民主主義ということは、最後は、国民が選挙で意思表示をするということです。
しかし、このシステムは、子どもたちが参加できないのです。
つまり、今、大人たちが決めたことや、やっていることが、
未来の子どもたちの世代に降りかかっていくのに、
その未来を生きる子どもたちの声が、政治に反映されていないのです。
だから、子どもたちは、
自分の周りにいる大人の中から、
未来の世代の自分たちのことを、ちゃんと考えてくれていて、
それを実行している大人を探し出し、その人と話し合い、
働きかけていくことが必要なのです。
未来の世代の子どもたちのことを真剣に考え、それを実行している大人を見ると、
子どもたちは、「カッコいい大人だ」と言います。
テレビ番組で、「社会の仕組み」について教えてもらっている大人たちを見て、
子どもは、何を思っているのでしょうか?
「大人のみなさん、勉強不足ですよ。学校で何を習ってきたのですか。
学校で学ぶ内容の復習も大切かもしれませんが、
自分の孫子の世代のために、まず、何かを始めてください!」。
子どもたちに、「カッコいい大人だ」と言われる人が増えるといいですね
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