こんにちは。
小学校受験でおなじみの平野伸明です。
子どもって、静かに聞いているから、わかっているのかなと思うと、
うわの空で聞いていることが、よくありますよね
これは、幼児も大学生も同じなのです。
たとえば、幼児の授業で、
「みなさーん、わかりましたかー?」と聞くと、
「はーい、わかりましたー」と、子どもたちは答えます。
でも実は、わかってないことが多いのです。
ここから、「聞く」ための訓練を始めることになります!
「受験対話」では
「受験対話」では今年も、早稲田大学に入学した学生を集め、
入学式で聞いた、白井克彦総長のメッセージを、どのように受けとめたのかを調査しました。
結果は、なかなか厳しいものでした。
ひと言でいうと、馬耳東風!
総長のことばを、心に留めないで聞き流がしている学生のなんと多いことか。
まぁ、学生たちは、これまで「聞く」という教育を受けてきていませんから、
大事そうなことは、左の耳から入るけれど、
そのまま右の耳から出ていってしまうのです。
ほとんど、聞き流している。
もう習慣になっているから、指摘されるまで、気がつきません
「受験対話」でのレッスン!
そこで今日、「受験対話」では、
早稲田大学の新入生と、早稲田実業学校初等部を希望される、幼児のお母さま方に
白井総長が新入生に届けようとしたメッセージである
「自立と自律」という内容を考えてもらう会を開きました。
この総長のことばを、ちゃんと受けとめることが、
早稲田大学に入学した学生のスタート地点になるわけです。
また、お子さんを早稲田実業に合格させたい、
つまり、お子さんを早稲田のリーダーとなるように育てたいと
お考えのお母さま、お父さま方にも、
今後の家庭教育の方針を考える上での出発点になるわけです。
新入生にも、お母さま方にも、「参加してよかった!」と言ってもらえた、
有意義な勉強会になりました
◆◆◆ お知らせ ◆◆◆
「受験対話」では、来月から始まる私立小学校の学校説明会に向けて、
お母さま方の勉強会を開講しています。
学校説明会で、先生方に、
「お母さま方、わが校について、わかりましたかー?」
と聞かれて、お母さま方が、
「はーい、すばらしい小学校なのだと、わかりましたー」なんて
答えしかできないようでは、お子さんが、かわいそうだと思いませんか?
お母さま方の中にも、小学校の先生の話の都合のよいところを、都合よく聞いて、
それをつなぎ合わせて、先生がおっしゃたこととして解釈する方が
たくさんおられるはずです。
だって、日本の教育には、「聞く」教育がないですから、仕方ないのです。
これでは、質問が、出てくるわけがありませんよね。
でも、わかってないのに、わかったことにして、
涼しい顔をして、説明会場を出るようなお母さんにだけはならないでくださいね
お子さんは、説明会に出席するお母さんだけが頼りなのです。
さぁ、お母さま方も、学校説明会に向けての勉強を始めましょう!
お母さまのための「学校説明会対策講座」:「受験対話」
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