こんにちは。
小学校受験でおなじみの「受験対話総合研究所の平野伸明です。
今回は、暁星小学校に合格した、たかし君の話をします。
たかし君が、初めて「受験対話」に来たときの印象は、「気の弱そうな子だなー」というものでした。
聞くと、たかし君は、体が小さく、幼稚園では、
「ちび、ちび」と、はやしたてられていました。
彼は、それが、とても嫌でした。
ある日、お母さんが、そのことを知りました。
お母さんは、目に涙をいっぱいためて、こう言いました。
「たかしが、体のことで、いじめられているという話を聞いて、お母さんは口惜しい。
体はこれから、大きくなるのよ。安心しなさい。
たかし、あなたは、自分よいところを、うんと伸ばしなさい。
これから、お母さんといっしょに勉強しましょう!」
こう言って、「受験対話」に来て、母子そろって勉強した。
やがて、「絵」も「工作」も「折り紙」も「お行儀」も「お勉強」も、
幼稚園で、先生方に一番ほめられるようになった。
すると、今度は、たかし君の子分になる子がでてきた。
いじめる子は、一人もいなくなった。
暁星小学校の合格を知った日、
「やればできるという根性が、鍛えられたのだと思います」
と、お母さんは泣いて語っていました。
山本五十六元帥のことばに、次のようなものがあります。
やってみせて
言ってきかせて
させてみて
ほめてやらねば
人は動かじ
部下を統率する心得をいったものですが、
たかし君のお母さんは、これを実践していました。
小学校受験は、人が作った世界ですから、よい点、悪い点があるのは、当たり前です。
だからこそ、お父さん、お母さんの「賢さ」が必要なのです。
お子さんのために、小学校受験を、どのように利用するのか。
お子さんの寝顔を見ながら、こころ落ちつかせて、静かに、じっくりと、考えてみてはいかがでしょうか。
● こちらもご覧ください
■ 小学校受験の「お受験じょうほう」
■ 幼児教室どっとこむ
■ 小学校受験の「お受験どっとこむ」
■ 幼稚園ねっと
■ 子育ての達人
■ 受験対話総合研究所
■ 読売新聞東京本社広告局・マイベストプロ東京
■ 就職アドバイザー平野伸明の「就職対策講座」