こんにちは。
小学校受験でおなじみの平野伸明です。
今日は、お子さんが、小学校受験をするときに、「受験対話」に通われていて、
今、お子さんが、白百合学園・立教女学院・聖心女子学院に通われているお母さま方と、
早稲田のアバコブライダルで、ランチをしてきました。
楽しく食事をした後、デザートの「マカロン」と「シャンパンケーキ」が
とってもおいしかった のですが、
急に、みなさんが、真剣な顔になって、「相談があります!」とおっしゃったのです。
そして、続けて出てきたのが、「母親向けの『話しことば講座』を開いてください!」ということでした。
私は、驚いて、「それはまた、どうしてですか?」と、伺ったところ、
以前にも、このブログで紹介したことがあったのですが、
私立小学校では、お母さま方が学校に出向き、
学校行事などのお手伝いをすることがとても多く、その度に、先生方やお母さま方と、話し合うことになる。
このような場面で、他のお母さま方の話を聞いていると、話が堂々巡りして、
このお母さまは、いったい、何が言いたいのだろうと思うことがよくある。
他のお母さま方の話し方の欠点は、よく分かるようになったが、
自分のこととなると、誰も、面と向っては言ってくれないから、
自分が話しているのを他のお母さま方が、どのように感じているのか、
いつも気になるが、自分では、なかなかわからない。
そこで、「話しことば」の勉強をしたいということでした。
相手(聞く側)の立場にたって、
自分の「話しことば」を見直したい、
と思えるところが、すばらしいお母さま方ですよね。
日本の教育では…
この、人前で、自分の意見や考えをきちんと話すというのは、本当にむずかしいことで、
どうしても基礎訓練が必要になります。
しかし、日本の教育の中では、こうした訓練を受ける機会が、
まったくといってよいほど、なかったので、お母さま方も、心配になってきたのでしょう。
「受験対話」では
この「話しことば」の基礎というのは、そのほとんどが、
幼少期と学童期の環境と教育で決まるので、
「受験対話」では、家庭における「話しことば」の先生で
あるお母さま方に、「話しことば」の訓練を受けてもらい、
お子さんのための家庭教育の一つとして、
「話しことば」教育を取り入れてもらっていました。
お子さんが小学生になったら、こんどは、お母さま方が、ご自身のために、
本格的に、「話しことば」の勉強をするといのは、本当にすばらしいことですよね!
言葉や話し方が適切な女性は、知的であるとともに、
聞き手に安心感を与えます。
プライベートなおしゃべりの世界ではなく、
学校という、改まった場で、目的を持ったコミュニケーションを
展開するときに、どうしたら、わかりやすく、的確に、魅力的に
伝えることができるのかを研究する、勉強会を開くことになりました。
この「話しことば」の勉強を通して、
お母さま方の知的な魅力を、思いっきり表現してもらいたいと考えています。
みなさんは、どのように思われますか?
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