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タグ: 受験対話総合研究所

子どもだけでなく、親も変われば合格が近づきます。

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの受験対話総合研究所の平野伸明です。

今日は、光塩女子学院に合格したナミちゃんの話をします。
ナミちゃんが、光塩女子学院に合格できたのは、
お母さまが大きく変わられたからです。

ナミちゃんは、年少、年中と、集団授業の幼児教に通っていました。
お母さまの話によると、
ナミちゃは、いつも「うわの空」で、先生の指示を聞いてませんでした。
つまり、人の話を気にしない、人の話を「聞く」ということが、できなかったのだそうです。
だから、ペーパーで花マルがもらえる数は、いつも3割くらい。
先生からは、「しょうがない子」「できない子」「どこにも合格しないわ」と思われていて、
幼児教室で、ほめられたことは、一度もなかったそうです。

まぁ、集団授業の場合には、ナミちゃん以外にも生徒がいますから、
先生も、そう、細かいところまで、注意することは難しいという現実があります。
自然に、「できる生徒」ばかりに目がいくのでしょうし、
幼児教室の合格実績を上げるために、
合格できそうな子だけを「かわいがる」ということが
あるとも聞きます。
だから、「うわの空」クセのあるナミちゃんは、
やっかい者扱いされていた、とお母さまは感じていたそうです。:cry:

そこで、お母さまは、新年長になった11月に「受験対話」に来られました。
結論を先に言いますと、「受験対話」では、お母さまに変わってもらいました。
先生だけでなく、お母さまにも、問題があったからです。
集団授業では、どうしても、よそのお子さんを意識して、ナミちゃんと比べてしまいます。
だから、隣に座っているお子さんよりも、マルの数が少ないナミちゃんに、
お母さまは、イライラして、叱っていたのです。
つまり、少しずつでも、ナミちゃんのペースで、
マルが増えることを、お母さまは、待てなくなっていたのですね。

子どもの心は…

子どものこころは、傷つきやすいものです。
大人の、何気ない一言に、傷つき、体調をくずし、言葉を発しなく子もいます。
ナミちゃんは、お母さまが変わってくれたことで、救われたのです。
いま、ナミちゃの夢は、自宅の近所にある「東京女子医科大学病院」の
お医者さんになることです。
がんばれ、ナミちゃん!:razz:

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家庭で楽しく学べる「季節カード」は、受験対話総合研究所にお任せ下さい!

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お問い合わせはこちらまで
HP:幼児教育・小学校受験の受験対話総合研究所

大学生に学ぶ「幼児教育」!

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの平野伸明です。
今年の私立大学の受験シーズンも、ほぼ終わりになりましたね。

最近は、大学の入試会場に、保護者の待合室があり、
どこも、親御さんで満員、なんてことが、当たり前になりました。
また、試験終了の一時間も前から、
校門前で、子どもが出てくるのを待つご父兄の光景を見ても
違和感がなくなってきました。
「受験対話」では、大学生の指導をしている関係で、
大学の先生方から、学生たちのいろいろな話が入ってきます。
最近、聞いた話を、いくつかご紹介します。

●「単位をとりそこなったので、何とかしてください!」と、
息子に代わって母親が陳情にやってきた。

●イギリスに留学していた大学生が、ホームステイした先の家庭に
「ちっともボクの面倒をみてくれないじゃないか」と文句を言った。
そのあとの処理に苦労した。

●小学校の教師に採用された教え子(男子)の母親が、
校長先生に、「よろしくお願いします」とあいさつに行った。
その母親が、息子の初授業の前日に、
息子の使用する教室の掃除をしに行った。

●ある有名企業に就職した教え子(新入社員)が、社員研修中に、
「いい成績をとったら、賞品をくれるのなら、やる気がでるんだけど…」と言った。

●大学を卒業して、一流企業の地方の営業所に配属された教え子が、
近況をメールで知らせてくれた。そのメールを読んで、ビックリ。
「母親が毎朝、モーニングコールをしてくれるので、遅刻したことはありません。
汚れた服や下着は、宅急便で東京の母親に送って洗濯してもらってるんで助かってます」

一流といわれる大学の先生方から聞いた話ばかりです。
このような話が山のようにあるのです。
「そんなバカな。一部の特別な人の話よ」と思うでしょう。
もう、そんな時代ではないのです。
お母さまは、どのように考えられますか?
「受験対話」では、このような大学生の現状も踏まえながら、
幼児教育を研究して、小学校受験の指導をしています!

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お問い合わせはこちらまで
HP:幼児教育・小学校受験の受験対話総合研究所

心のバランスはとれていますか?

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの平野伸明です。
先日、早稲田大学人間科学部の入学試験が行われた日に、
「受験対話」では、お母さま方の勉強会を行いました。

早稲田大学・人間科学部の菅野純教授の文章を教材にして、
「学校カウンセリングの立場から見えてくる学校の問題!」
というテーマで、みなさんで意見を出し合いました。
紹介します。

学校カウンセリングとは

まず、「学校カウンセリング」という言葉の意味ですが、
「子どもが、幼稚園、学校に通う間に生じる、
心理や教育上の諸問題への
臨床・発達心理学的方法による援助的アプローチ」となっています。
しかし、実際には、子どもたちの問題を通して、
親や教師の心理的問題や、家族の問題、学校の問題なども含む、
広いテーマを持っているとうことです。

なぜ学校カウンセリングが必要なのか?

いまの子どもたちには、
大人が、十分に理解、対処できない、問題がたくさん出てきています。
その代表例が、不登校・登校拒否の問題で、
この二十年の間に、
小・中学校での発生数が、十倍を越しているというデータが示されていました。
心理的原因で学校に来(られ)ない子どもたちに、
大人は、どう働きかけたらよいのか?
家庭の中に引きこもった子どもたちへの対処のし方が、
周りにいる大人にはわからない、という現状があるそうです。

不登校の原因は

これまで、日本の教育は、「意欲」「勤勉・努力」が大事とされてきました。
今も、この枠組みで子どもたちを評価しています。
しかし、意欲はあっても、空回りする子がいる。
勤勉すぎて、息切れを起こしている子もいる。
頭では、「学校に行かねばならない」と思っても、
身体が学校に向って動こうとしない、という子もいる。
こういう子が、不登校になることが多いのだそうです。

だから、頭では思っているのに、そのとおり行動できないのは、
なぜなのか、といった視点に立って、
不登校に陥っている子どものことを理解し直す必要があるのですが、
現場の先生には、どうすることもできない。
結局、
「本人の自覚が足りないからだ」
「親が悪い」
といった、子どもや親への非難になってしまう。
そして、先生と親の溝が、どんどん深まってしまうケースが
多いのだそうです。
まだまだ文章は続くのですが…

小学校受験を考えているお母さま方へ

「受験対話」では、この菅野先生の文章を読みながら、
小学校受験を考えておられるお母さま方と話し合いをしました。
この問題は、有名私立小学校にだってあります。
だからこそ、家庭教育が大切になります。

それは、お母さま、お父さまの考え方であり、
お子さんとの向き合い方にポイントがあります。
たとえば、小学校に入ると、立ちどまることを教えずに、
馬車馬のように、ひたすら走ることがよしとされます。
学校生活にも、睡眠や休息は必要なはずなのに、
どうしても、「早く!早く!」と子どもたちにスピードを求めていきます。

だから、せめて、家庭では、ゆっくりと、立ちどまって、考えて、
自分の気持ちを整理して、心のバランスをとるということも、
体験させていくことが大切になります。

さて、そこで、これからお母さま方は、どのようにしたらよいのか。
ここから、「受験対話」流の話し合いが始まったのです:razz:
お母さま方は、どのようにお考えでしょうか?
ぜひ、メールのお便りをお待ちしています。

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