こんにちは。
小学校受験でおなじみの「受験対話総合研究所の平野伸明です。
大学入試・センター試験が終りましたね。
早稲田大学も、センター試験の会場になっていたので、
東西線の早稲田駅から歩いて「受験対話」に来る子どもたちは、
早稲田大学の正門前で、今までに見たことのない、ものすごい数のお兄さん、
お姉さんたち(受験生)を見て 、もう、興奮状態で教室にやってきました。
「お兄さん、お姉さんが、いっぱいいた!」
「がんばってた!」と言いながら、今日は、やけに真剣に、「数の問題」を解いていました。
大勢のお兄さん、お姉さんたちが、試験会場に来ているのを見て、よい刺激を受けたのでしょうね。
お母さま方も、勉強会でした!
そして今日、「受験対話」では、お母さま方に、センター試験の現代文のお勉強をしてもらいました。
センター試験の問題が、どのように作られていて、どのように解けば100点がとれるのかの説明を聞いてもらったのです。
昨日行われた、今年の現代文の問題は、お母さま方が、
大学受験をした頃の問題と変わりありませんでしたから、解き方のお話をすると、
「そうだったわねー」「もう、忘れちゃっていたわ」など、つぶやきながら、お母さま方は、問題と向き合ってくれました。
なぜ、センターの問題を?
さて、幼児のお母さま方に、なぜ、
センター試験の解説を聞いていただく必要があったのだろうかと、多くの方は、不思議に思われるでしょう。
目的は、2つありました。
一つは、試験というものは、作っている人がいて、作り方もあるわけで、
出題者は、合格者が、どのように問題を解くのか、
あらかじめ、その「解き方」を考えながら、問題を作っているのだということを、思い出してもらうためです。
これがわかっていると、小学校受験でも、お子さんの家庭学習を指導するときに、とても役立つのです!
2つ目は、国語の問題を解いてみると、学校で行われている「国語教育」が、
どのようなものかが分かりますから、学校では出来ない「国語教育」があることに気がつくのです。
つまり、お母さま方に、家庭で教えなければならない「国語教育」があることに気づいてもらい、
お子さんの「ことばの教育」を、今から実践してもらうためなのです。
高校生にとっては、ただ、答えを当てて、合格すればそれでお終いの世界ですが、
お母さま方には、この問題から、「学校で行われていない国語教育」の内容を読み取っていただき、
その足りないものを家庭教育で補ってもらう必要があるのです。
お母さま、ぜひ、センター試験に挑戦して、「日本の国語教育について」考えてみてください!
問題と解答は、新聞に載っていますので、ぜひ!ぜひ!
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