こんにちは。
小学校受験でおなじみの
受験対話総合研究所の平野伸明です。
今日は、幼児のお母さま方の勉強会に、
日本女子大学の大学院生、マコちゃんが参加してくれました。
もちろん話題は、「教育」のことでした。
彼女は、4歳のときに「受験対話」に来て勉強を始めました。
その後、日本女子大学附属豊明小学校に入学して
現在は、日本女子大学の大学院に在籍しています。
今日の話題は、彼女が、今年、米国のコーネル大学に留学したときの話でした。
この大学には、120カ国以上から留学生が集まってくるそうで、
これまでに、数多くのノーベル賞受賞者が出ています。
米国の名門大学で構成されるアイピーリーグのひとつです。
学費は、日本の私立大学より3倍くらい高いそうですが、
世界から、国費で留学してきた優秀な学生たちが大勢いるというのです。
この大学は、入学するのも難しいのですが、
入ってからの単位取得がとても難しくて、
授業中に発言しないと、出席したとは認められない。
講義の半分は、学生と教員との質疑応答なのだそうです。
学期中は、毎週、レポートの提出が義務ずけられていて、
ほとんどの学生が、夜中まで図書館にいてレポートの作成している。
大学在学中に、豊富な基礎知識と実用的な専門技術、
そしてディーベート能力を身につける訓練が、高いレベルで行われているというのです。
それに比べると、日本の大学では…
お母さま方は、マコちゃんの話を真剣に話を聞いていました。
先日、早稲田大学の大学院生たちと一緒に、国際シンポジウムに参加してきました。
国際会議やシンポジウムに参加すると、
私たちが、日頃いかに、知的緊張感に乏しい生活を送っているのかを痛感させられます。
欧米だけではなく、中国や韓国のインテリたちは、知的に冴えています。
彼らは、事前に資料を読んで、会合に出てきて、
自分の専門以外の分野でも、わからないことは質問し、
知的な討論に積極的に参加してきます。
それに比べ、日本の受験エリートたちは、
外国人の前で、ちょっと知的な発言を求められると、
多くの人たちが、おたおたしてしまうのです。
受験対話総合研究所の教育方針!
今も、日本の子どもたちは、国際競争力に関係のない受験用の勉強に、
生活の大半をつぎ込んでいます。
その結果、日本の学生たちは、頭デッカチでひ弱な、甘ったれが多くなりました。
自己中心的で、依存心が強く、礼儀知らずの子が多い。
そんな彼らが、国際シンポジウムで、日本代表として、何を話し合えるのか。
「受験対話」には、このような危機感があります。
先生方も親御さんも、そして子どもたちも、
いかにすれば国際競争力を身につけることができるのかを真剣に考えて
自分たちで、教育の力点を変えなくていかなければならないのではないでしょうか。
旧約聖書にも「知識の集積は知恵でない」という言葉があります。
日本の子どもたちは、雑学の暗記に追われて、
真の知恵を身につけずに大学を卒業している印象が強いですね。
このような面で、お子さんの教育に、ご関心、ご心配のあるお母さまは、
ぜひ、「受験対話」の勉強会にご参加ください。
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