こんにちは。
小学校受験でおなじみの
受験対話総合研究所の平野伸明です。
今日は、
幼児のお母さま方と高校生の合同勉強会に、
早稲田大学の先生が参加してくれました。
「生と死について」というテーマで、みんなで、話し合いました。
先生のお話では、
「生がしっかりと充溢していなければ、納得できる死は迎えられない。
人生という天秤があるとすると、一方の皿に、生の充実をたっぷりのせておかないと、
もう一方の皿にのっている死の重さとは、釣り合いがとれない。
だから、生ていることの充実感が少ない人は、
天秤でいうと、死の方がずっと重くなるから、
高齢になると、死に対して、受けとめられなくなり、
臆病になり、不安になり、情緒不安定になることもある。
「生きることと、死ぬこと」については、人まかせにできないところがある。
高校生の今から、自分自身でとことんまで考えておかなくてはならない問題だし、
幼児のお母さま方も、お母さま自身が、
このことを真剣に考えて生きている姿を見せながら、
子どもたちに、わかりやすく伝えることが大切だ。
死が近づいてくると、
お医者さんが出てきて、
長生きさせようとするが、
『死なないことが、生きていることなのだろうか?』
このテーマは、高校生にとっても、お母さま方にとっても、
大事なテーマだ。
ぜひ、話し合いを続けてほしい」とのことでした。
お母さま方は、「生と死について」、
普段から考えてらっしゃることがありますか?
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