こんにちは。
年中さんから大学卒業生までの18年間一貫教育でおなじみの
受験対話総合研究所です。
昨日は、東京大学の入学式があり、五神真総長が式辞で、
以下のように述べたそうです。
「ところで、みなさんは毎日、新聞を読みますか?
新聞よりもインターネットやテレビでニュースに触れることが
多いのではないでしょうか。ヘッドラインだけでなく、記事の
本文もきちんと読む習慣を身に付けるべきです」と。
日本の国語教育(入試現代文対策含む)だけを受けてきた子どもたちは、
記事の本文を「きちんと読む」の「きちんと」の中身がどういうものなのか、
教わってきていないのです。
だから総長が、「きちんと読む習慣を身に付けるべきだ」と言ったのは、
とても大切なことなのですが、新入生たちはピンとこなかったでしょう。
朝日新聞や読売新聞の記者さんたちが、このへんに気づいて、
「~べきだ」という五神真総長の意見について再取材をしたり、
新入生や親御さんたちに話を聞くと、おもしろい記事が書けるでしょう。
ちなみに、上の写真にある、
『東大入学式 総長「新聞読みますか?」』という見だしの
朝日新聞の記事の本文を、「きちんと読む」とどうなるでしょうか?
お母さま方、試してみてください。
「きちんと読む」の「きちんと」の中身がわからないと…
というお母さま方の声が聞こえてきそうです。
受験対話総合研究所では、20年前から、
東京大学の学生と院生に、「新聞(文章)のきちんとした読み方」を指導しています。
そして、幼児のクラスやお母さま方の勉強会『母親塾』では、
今の大学生たちに欠けている部分を補いながら、勉強してもらっています。