こんにちは。
年中さんから大学卒業までの18年間一貫教育でおなじみの
受験対話総合研究所です。
学校説明会のあとに、受験対話総合研究所を訪ねてきてくだった
親子のみなさん、本当にありがとうございました。
私どもを訪ねてきてくださいる親御さんは、
自分自身とお子さんの「ことば」に、強い危機感を持っています。
今回、来てくれた親御さんから出た話は、
「18歳 選挙権」についてでした。
今までの教育の中では、ほとんど育ててきていない、
「人間を見る力」「ことばの力」について学べるよい機会ととらえていました。
そこで今回、みなさんと勉強したのは、
深代惇朗さん(朝日新聞)の昭和49年の文章です。
こんな書き出しです。
「政治家は次の時代のことを考え、政治屋は次の選挙のことしか考えない」
といったのは、コラムニスト高田保さんだった。
これをもじって「政治家は国民のフトコロのことを考え、政治屋は自分の
フトコロのことしか考えない」といったら、われわれは「政治家」に恵ま
た国民であるのか、どうか。
昭和49年の文章です。
この文章をきっかけに、次々と「人間を見る力」「ことばの力」の話が出てきました。
こういうテーマだと、小学生、中学生という年齢は関係なく、
親御さんも一緒に、「考え、説明し、想像、創造」する勉強ができます。
「ことば」の勉強は、「人間を見る」勉強です。
みなさんに、ひとつ「知的なお土産」を持って帰ってもらいました。
幼児のお母さま方も、少し勉強してみませんか。
楽しい時間を過ごせますよ。