こんにちは。
小学校受験でおなじみの平野伸明です。
来週、早稲田大学の大隈講堂で、テレビ朝日・角澤照治アナウンサーの講演会があります。
テーマは、「スポーツを通じて感じた、伝えるということ」-アナウンサーの現場から-
というものです。
日本語の先生!
お母さまには、「私に、日本語を教えてくれたのは、〇〇さんです」と、
他人に紹介できる方がいらっしゃいますか?
もちろん、私たちの母語の日本語ですから、
生れてから、周りにいた多くの人たちの影響を受けて、
いまの、お母さまの「日本語」があるわけですが…。
タイミングがあわない野球の実況
私には、日本語の師匠が7人います。
その中の一人に、スポーツアナウンサーをしておられた方がいます。
私が、修行時代に、野球場に連れていかれて、実況の練習をしたときのことです。
新人は、どうしても、素早い選手の動きについていきながら、しゃべることが出来ません。
つまり、遅れてしゃべってしまうのです。
投手の投げた球が、キャッチャーミットに入ってから
「投げました!」なんて言ってしまいます。
すると、師匠から、
「ピッチャーの投球に遅れるな」と叱られる
今度は、遅れまいとして、早め早めにしゃべると、
投球動作よりも早くなってしまって、間がもてなくなってしまう。
「ピッチャ第…、4球を…、…投げました」なんて、ずい分、間延びした、しゃべりになってしまいます。
そこで、周りを見渡して、スタンドのお客さんの様子などを
しゃべっていると、今度は、投球に遅れてしまう」
すると、師匠から、
「それでも実況しているつもりなのか」と怒られる。
「もっと、ピッチャーをよく見ろ!」
「選手の動きを忠実に追え!」
「イニングとスコアは、必ず入れろ!」と
まぁ、怒鳴られながらの修行時代でした。
「受験対話」の日本語教育!
受験対話総合研究所では、小学校受験の面接対策をお考えのお母さま方に、
「話しことば」のレッスンを行っています。
このレッスンを行う中で、お子さんに、
きちんと日本語を教えてあげられるお母さまになっていただこうとも考えています。
たとえば、子どもたちの中には、話をするのが苦手な子がいます。
何を話していいのか、わからない子もいます。
話していても、何が言いたいのか、わからない子もいます。
そんな時、お母さま方は、
「見てきたことを、話なさい!」
「よく、思い出してみなさい!」
「ちゃんと話なさい!」
とおっしゃいます。
ところが、お母さま方が、「話しことば」のレッスンを受けてみると、
これが、なかなか出来ないことに気づきます。
つまり、お子さんは、お母さんと一緒にいる時間が長いので、
お母さんの「話しことば」の影響をたっぷり受けているのです。
「よく見て、話をする」ってどのようにしたら、よいのでしょうか?
まず、お母さまが、体験することが大切なのです
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