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月: 2009年6月

英会話で「何を話す」のか

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの受験対話総合研究所の平野伸明です。

今日は、早稲田大学の学生のための「日本語教室」を行いました。
授業中に、家庭教育の参考になる場面がありましたので、
幼児のお母さま方に、ご紹介しますね。:razz:

外国人に質問されたら…

早稲田大学で学ぶ、アメリカから来た留学生が、早稲田大学の日本人学生に質問しました。
「馬場下にある穴八幡神社には、どんな神様が祭ってあるのですか?」
すると、国際教養学部の3年生の女の子が、
「どうして、私たちが、そんなことまで知っていなきゃいけないのよ!」と、
声を荒げて言ったのです。

私は、この反応にびっくりして、国際教養学部の学生に、
「なぜ、そんなに、イライラしているの?」
「今までに、この質問、留学生にされたことはなかったかな?」
と尋ねてみました。
すると、「聞かれたことがある」というのです。
でも、その時に、穴八幡神社の勉強をしなかったと言いました。
TOEICで880点をとった女子学生ですが、
英語の勉強をするって、どういうことなのか、根本的なことが、わかってなかったのです。:cry:

さて、さて、留学生は、なぜ、このような質問をするのかを考えてみましょう。
一つには、珍しいものだから、ということがあるでしょう。
正月とか祭りの日に、日本人がゾロゾロ集まって、何かやっている。:shock:
そうすると、あそこに何が祭ってあって、人々は何を祈っているのかとか、
また、晴れ着を着るのは、どうしてなのかとか、いろいろ疑問が出てくる。
はっきり目に見えるだけに、それが日本人の生活の中で、
どういう意味を持っているのか知りたくて、聞いてくるのです。
日本人の学生に、その疑問を解消してあげられるだけの知識がないと、
英語そのものが生かせないのです。

だから、少なくとも、外国人が疑問に思ったり、話題にしたくなるようなものについて、
やはり、ちゃんと勉強しておくべきなのです。
本格的な国際化時代が来るからこそ…。

幼児のお母さま方の中には、
「子どもには、英語がしゃべれるようになってほしい」
とおっしゃる方がおられます。
英語には、勉強方法がありますから、本当は、焦ること、心配することはないのです。
ただ、実際に外国人と話してみると、わかるのですが、
英語(言葉)そのものの理解だけでは、解決できないことが、たくさん出てくるのです。

これがわからないと、話ができない。
友だちになれないのです。
お子さんが、異なった社会に踏み込もうとするときのことを考えてください。
まず、人と接することになりますよね。
そのとき、まず、必要になるのは何でしょうか?
この点を考えて、「家庭教育」を実践されているお母さまは、とても少ないのです。

お母さま方も、一度、これから求められる「国際人」とは、
どのような人間なのかを、考えてみてはいかがでしょうか。:wink:
小学校受験の両親面接でも、
「小学生の英語の勉強の是非について」
お父さま、お母さまに意見を聞いてくることがあります。
さて、お母さまなら、どのように答えますか?:razz:

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試験に出る「暁星小学校・合格問題集」

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人から好かれることば遣い

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの受験対話総合研究所の平野伸明です。
今日は、「受験対話」に、「娘のことばが悪いのではないか」と、
心配されているお母さまが、訪ねてこられました。

娘さんは、小学校受験をして、有名私立小学校に通う4年生です。
先日、小学校の父兄会で、娘さんのことば遣いについて、担任の先生から注意を受けたそうです。
先生に、「ことばの躾は、家庭教育の問題だ」と言われた。
お母さまは、お子さんを、有名なお嬢様学校に通わせれば、
いい教育が受けられ、おしとやかに育ってくれるだろうと思っていた。
もちろん、「ことば遣い」もよくなるだろうと。

ところが、「ことば遣い」は、どんどん悪くなり、
とうとう、担任の先生に、家庭の問題だと言われて、困り果てて、相談に来られたのです。
みなさんは、どのように思われるでしょうか?
まぁ、それにしても、そうした言葉の「よい」「わるい」は、
どのような基準で決められるのでしょうねー。

たとえば、敬語の問題です。
最近の子どもは、先生に対して、敬語が使えない、とよく言われます。
ところが、敬語というものは、使えば使うほど、相手との距離感が増して、親密度が薄れます。
よそよそしい感じになことは、お母さま方も経験があることでしょう。
教室が、先生と生徒の豊かな一体感を目指す所であるとすると、
緊密なふれあいの中では、敬語の使用は当然少なくなります。

そのような場で「先生に対しては敬語を使え!」という注意は、
それ自体、矛盾をはらんでいますよね。
つまり、子どもたちの本来の言語活動を妨げることにもなるのです。

と、このようなことを考えていて、ふと思い出した文章がありました。
九州大学教育学部の2002年の入試問題に出ていました。
前田秀樹さんの『倫理という力』という文章です。
要約すると、次のようになります。

たとえば、料理人になりたいと思ったら、
すばらしい先輩から、そのあこがれの技術を学びたいと自然に思う。
だから、先輩からの指示に従い「躾」を受けることも、
また、あこがれの先輩からのいい影響、「感化」を受けることにもなる。
あこがれる「技術」があるところには、「躾」と「感化」がある。
ところが、学校の勉強には、子どもたちが、あこがれるような技術がない。
あるのは、「受験技術」くらいだ。
学校の勉強には、子どもたちが、尊敬できる技術がないから、
それを教えている先生から、「躾」や「感化」を受けることもない。
というような内容です。

教育学部の入試問題に、このような内容の文章を出すなんて、
九州大学、やりますねーと、感心したので、よく覚えているのです。
ところで、今日、ご相談に来られたお母さまには、
「受験対話」の「親子で学ぶ日本語教室」でのレッスンに参加することをお薦めしました。

この教室では、小学校では習えない「ことば」の訓練をしています。
この訓練を受けると、どうなるのか?
学校の成績が上がることは、もちろんですが、
その成果は、学校の先生方や他の生徒たちから、
「生徒会長」にしたい子として推薦されるようになります。
つまり、人に好かれる子になるのです。:razz:

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受験対話研究所 教室風景
受験対話研究所 教室風景

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