こんにちは。![]()
小学校受験でおなじみの平野伸明です。
今日、「受験対話」の『母親塾』では、お子さんを、キリスト教の学校に通わせたいと
希望されているお母さま方を対象に、上智大学神学部の入学試験問題を使い勉強会を開きました。
教材に使った、2006年の上智大学神学部の小論文の問題を紹介します。
「日本では、ここ数年、自殺者が毎年三万人を超えています。
この社会で、多くの人々が感じている『生きづらさ』の原因は、どこにあるのでしょう?
また、そうした状況に対して、キリスト教は、どのような救済を語るのでしょう?
考えを述べてください」
高校生に問われた、この大学入試問題に、お母さま方は、どのようなお考えを語れるでしょうか?
この話し合いが終ったあとに、テーマから少しはずれるのですが、
「受験対話」では、ひとりのお母さまが、以下の話をしてくれました。
つい先日、子ども(年長・男の子)が、
「人間は、死んだら、どうなるんだろう?」と聞いてきた。
お母さまは、どのように答えたらよいのか、困ったというお話でした。
ここで、他のお母さま方から、いろいろな意見が出て、
さらに、実のある勉強会になりました。
みなさんだったら、お子さんに、どのように答えますか?
子どもの質問は信頼の証!
まぁ、どちらにしても、お子さんから、このような質問を受けたら、
お母さま方は、喜んだ方がいいです。
だって、賢い年長さんだったら、
「こういう質問は、お母さんに言ったって始まらないな」
「今までの経験から、このような質問をすると、お母さんは、困った顔をしていた。![]()
だから、聞いては、かわいそうだと思います」
と言ったりするのです。
子どもは、親の顔色を読み取り、もう次からは、言わないでおこうと、考えるのです。
だから、もし、お子さんから、このような質問をしてもらえたら、まず、喜びましょう。
答えを期待されているということは、
お子さんに、知的な意味で、信頼されているという証拠です。
今朝の朝日新聞に…
6月19日の朝日新聞のトップ記事は、「脳死の定義、割れる賛否」でした。
特に、キリスト教の学校をお考えのお母さま方は、
「死」について、子どもに、どのように教えるのがよいのかを
考える、よい機会なのではないでしょうか?![]()

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