こんにちは。
小学校受験でおなじみの
受験対話総合研究所の平野伸明です。
今、受験対話総合研究所には、
夏休みに、短期留学をした高校生や大学生が、
「留学レポート」を書いて持ってきています。
このレポートを持参する時に、学生たちが、
留学先で知り合ったという友だちや、
学校の友だちで、同じように留学をしてきたという同級生を
つれてくることがあります。(友だちも留学レポートを書いて持ってきます)
●「受験対話」で勉強していない子どもたちについて知ることは、
私にとって大いに勉強になりますので、大歓迎しています。
多くの大学生の特徴とは
つれてこられた友だちについて、
具体的に、一人ひとりの話を、ここでは書けませんが、
全体的に以下のような傾向があることは確かです。
日本の自由主義体制には、数々の問題があるし、
日本人の国際競争力も向上しているとはいえません。
しかし、多くの若者たちは、高校生や大学生になっても、
こうしたことに問題意識も持たず、
現在の生活に満足しているような生き方をしている。
これが、つれてこられた彼らの話を聞いたり、
「留学レポート」を読むと、よくわかるのです。
しかしこれは、周りにいる大人が、
彼らを、このように育ててきたのですから、
子どもたちの責任とはいえない面もありますが…
それにしても、留学をした日本の学生の海外での評判は、
私の知る範囲でも、よくないです。
そもそも留学体験は、
学生のそれまでの人生経験(知的見聞)を反芻します。
だから、日本の学生たちの、海外での評判を聞いたり、
彼らが書いた、「留学レポート」を読むと、
その学生のこれまでの人生が、透けて見えるのです。
どんな家庭で育ち、どのような「しつけ」を受けてきたのか。
また、とんな大人と出会い、何を学び、
何を身につけてきたのか、などなど。
だから、大学生と話をすれば、
また、「留学レポート」を読むと、
これから私たちが、
どのように子育て(教育)をしたらよいのかが見えてくるのです。
少なくとも、
世界の第一級の学生を相手にしても、
論理的な、かつユーモラスな対話のできる若者を
私たちは、育てなくてはいけませんよね。
● こちらもご覧ください
■ 小学校受験の「お受験じょうほう」
■ 幼児教室どっとこむ
■ 小学校受験の「お受験どっとこむ」
■ 幼稚園ねっと
■ 子育ての達人
■ 受験対話総合研究所
■ 読売新聞東京本社広告局・マイベストプロ東京