こんにちは。
小学校受験でおなじみの平野伸明です。
昨日は、この3月に、早稲田大学政経学部を卒業したカズキ君が
「受験対話」に遊びにきたので、
早稲田大学の大隈講堂の隣にあるカフェ125で、お茶をしました。
私は、お店オリジナルの「くずもち」を食べたのですが、
これは、おいしい!
京都の老舗から取り寄せる「くずもち」と同じくらいおいしかった!
(写真の抹茶アイスは、トッピングです)
昨日は、カズキ君と、いろいろな話をしたのですが、
一番盛り上がったのは、「左利き」を「右利き」に変えた話でした。
カズキ君とのつき合い
私と、カズキくんが出会ったのは、彼が、年少の頃でした。
彼は、その頃、「左利き」だったのです。
カズキ君のお母さまは、初めての子育てだったので、
カズキ君が「左利き」であることを、あまり気をかけていなかったのです。
そこで、「受験対話」では、この社会が、いかに「右利き」の人用に作られているのかを、
具体例をあげてお話し、年長になってから「受験対話」に通いだした「左利き」の子どもたちが、
どうして、苦労しているのかを知ってもらいました。
たとえば、ハサミです。
普通、ハサミは「右利き」の人に合わせて作ってあります。
このハサミで、「左利き」の子どもが紙を切るのは、本当にむずかしい。
また、ペーパーテストも「右利き」の人用に作られています。
だから、左利きの幼い子どもたちがペーパーテストを受けるとき、
左腕で、設問が、かくれてしまうのです。
ですから、「左利き」の子どもたちは、
1問ごとに、左腕の上げ下ろしをして、問題を確認しなくてはなりません。
つまり、時間がかかりますから、
「右利き」の子どもたちよりも、問題を処理するのが遅くなるのです。
他にも、「左利き」の子どもには、不利なことがあまりにも多いので、
カズキ君は、「受験対話」で、「右利き」になるための特訓を受けたのです。
彼は、いま、公認会計士の卵なのですが、
会計士の試験のときに使う電卓の操作も、
問題用紙との関係で、「右利き」に直しておいてよかったと、振りかえっていました。
お母さま方へ
「受験対話」では、小学校受験をしたお子さんが、
小学生、中学生、高校生、大学生、社会人になってもやってきます。
幼児のお母さま方には、見えにくい、
長期的な教育を、どのようにデザインしてあげるのが
子どもにとって幸せなのかを考える材料をたくさん持っているのが、「受験対話」の特徴です。
小学校受験は、一つの通過点にすぎません。
お母さま、長い目で、お子さんの教育について、考えてみてはいかがでしょうか?
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