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日: 2009年5月16日

学習院女子大学の学生のための「日本語教室」!

こんにちは。:razz:受験対話総合研究所の平野伸明です。今日、「受験対話」では、学習院女子大学の1、2年生を対象にした、
学習院女子大学の学生のための「日本語教室(Ⅰ)」を開講しました。

お母さま方は、「日本語教室」と聞くと、
なぜ、大学生にもなって、「日本語」を勉強しなければならないの?
と、不思議に思われるでしょう。
しかし、これには、ちゃんと理由があるのです。

たとえば、小学校受験をして、有名私立小学校から、中学校、高校と進学したとしても、
子どもたちの「言語教育」には、いろいろな問題があるのです。
詳しい話は、別の機会にしますが、たとえば、駅のホームや電車の中で、
立ち話をしている、有名校に通う生徒たちの会話が
聞こえてくることがありますよね。
制服を見ると、どこの学校の生徒なのかが、すぐにわかります。
こういう時、みなさんは、どのような感想を持たれることが多いですか?
「あら、まぁ、あの学校の生徒さんも、現代っ子なのねー」
なんて思われることが、けっこうあるのではないでしょうか。

そうなんです。
特に、子どもたちの「話しことば」については、
幼児期からの、母親の指導内容と、学校の先生の役割と責任が、とても大きいのです。
しかし、「話しことば教育」について、お母さま方は、あまり関心がないし、
学校の先生方の間にも、戸惑いが多く、
(先生方も、話しことばの教育を受けてきていないので)
その指導のあり方を模索しているのが現状なのです。
つまり、子どもたちは、「話しことば教育」を受けずに、
大学生になってしまうのです。

若者たちの「話しことば」

だから、「話しことば教育」を受けてこなかった若者たちは、
大学生になると、やらなければならないことが、たくさんあるのです。
例えば、若者たちは、長い間、
「ひとこと言えば、あとは相手が察してくれる」という甘やかされた、
ことば世界の中で暮らしてきています。
しかし、これが通用するのは、大学生までです。
ちゃんとした社会人になるためには、
社会人に必要な「的確な話しことば」を身につけなくてはなりません。

たとえば、自分の意思や意見を、筋道立てて、正確に伝えるにも、
基礎訓練が必要になります。
ほとんどの大学生たちは、今まで、こうした訓練を受ける機会が、
まったくといっていいほど、なかったわけです。

今日の内容は、プライベートなおしゃべりの世界ではなく、職場や改まった場で、
目的を持ったコミュニケーションを展開するときに、
どうしたら、わかりやすく、的確に、魅力的に伝えることができるか、
その秘訣をレッスンしました。
学習院女子大学の学生さんが、
魅力的なことばで、それぞれの知的な魅力を表現できるようにレッスンは続きます:razz:

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