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タグ: ことば教育

「受験対話」の話しことば教育!

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの「受験対話」総合研究所の平野伸明です。

今日、テレビを見ていたら、女性アナウンサーが、京都の雑貨屋さんを紹介していて、
商品の一つを指差し、「この青いヤツもきれいですねー」と言っていました。
また、別のアナウンサーが、「なにげに、いいですよねー」と。
アナウンサーの日本語が、ちよっとひどい。 いや、ひどすぎる。

最近、「受験対話」では

最近、「受験対話」には、有名女子高校の学生が、毎日のようにやって来きます。
「受験対話」で、小学校受験の勉強をしていた子どもたちが高校3年生になり、
同じ学校の友だちをつれてくるのです。
ところが、「受験対話」で、小学校、中学校、高校と勉強を
続けてきた子どもたちと、あきらかに違う高校生たちなのです。
「あたし、恋愛なんて、一個もしたことないんですー」と、
有名私立の女子高校生が言いいます。

そうか、近ごろは、恋愛経験を一個、二個と数えるのかー。:roll:
「一個、上の先輩がぁー、慶應大学とか早稲田大学に受かってー」
これも、小学校受験のお母さま方があこがれる、
有名私立の女子高校生たちが言うのです。
若い人たちは、年を「個」で数えます。
「一歳年上」なんて言わないのです。
年だけではありません。
「個」という助数詞で、いろいろなものを数えてしまいます。

「受験対話」の場所についても、
都電早稲田駅の前に、「ビルが三個並んでいて」と言います。
「その先に学校が二個あって」なんて続けてしまいます。
学校は「個・戸」では数えません。
また、「教室の前に、車が二個とまっていた」と言います。
「二台」とは言わない。
面倒だから簡略化したいという気持ちはわかるけど、
何でも「個」ですますのは、どうかと思います。

椅子は一脚、机も一脚、カミソリは一丁、手紙は一通、煙は一筋、などなど。
「受験対話」では、みんな数え方があり、それぞれに、どうしてそう数えるのか、
歴史があることを勉強させています。

「ことば」は生き物だから、数え方も時代とともに変わります。
ウサギは一羽と数えていましたが、一匹でも構わなくなりました。
大きな蝶も一頭と数えていましたが、一匹で構わなくなりました。
若い人たちに、このくらいは、勉強してもらわないといけないのではないのでしょうか。
高校生をみていて、大人の責任の大きさを感じています。:cry:

写真は、初めてやってくる女子高校生たちに、
とても好評の「受験対話」の教室から見える新緑です:razz:

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受験対話研究所 教室風景
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受験対話総合研究所では、ご両親に幼児教育の要点を理解してもらい、小学校受験を成功させるために最も大切な、「家庭教育」の方針を決めていただくことから始めています。
ご両親が、毎日実践している家庭教育の内容と完成度に説得力があれば、有名私立小学校受験の合格は確実なものになります。
お子様の人間力を育てる幼児教室、受験対話総合研究所では、お父様お母様のバックアップも万全です。

お問い合わせはこちらまで
HP:幼児教育・小学校受験の受験対話総合研究所
TEL:03-3203-0215

「マイ・フェア・レディ」に学ぶ話しことば教育

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの平野伸明です。
昨日は、聖心女子学院白百合学園立教女学院
お子さんが通っていらっしゃるお母さま方と、帝国劇場に「マイ・フェア・レディ」を見にいってきました。

イライザ役の大地真央さんは、本当にきれいでしたよ:razz:
というより、可愛かった!:wink:
暁星小学校出身のモト冬樹さんも、大地真央さんのお父さん役で、がんばってました!

マイ・フェア・レディと小学校受験

今回、なぜ、お母さま方と「マイ・フェア・レディ」を見に行ったのかと言いますと、
「受験対話」での勉強が、この作品の内容に、近いところがあるからなのです。

マイ・フェア・レディ」の主人公、花売娘のイライザ(大地真央)に、
英語の特訓をして、みごとに、貴婦人に仕立て上げるのが、
オックスフォード大学で音声学を教える、ヒギンズ教授(石井一孝)です。

イギリスは、階級社会で、階級の壁は、厚いと言われていましたよね。
そんな中、ヒギンズ教授は、花売り娘が、英語の話し方を変えただけで、
上流社交界の華になることができれば、階級の壁になっているのは、
話す言葉だったのだと証明ができる、と考えたのでしょう。

文豪バーナード・ショウーが1913年に書いたこの作品は、
40余年後にアメリカでミュージカルとなり大評判をとりました。
日本では、初のブロードウェイミュージカルとして、
昭和38年9月に、江利チエミさんの主演で始まり、
その後、那智わたるさん、上月昇さん、栗原小巻さん、
そして大地真央さんと続いています。

「話しことば教育」の重要さ

私は、日本でも、この作品が、これだけ長く続いているのには、何か理由があると思うのです。
つまり、「マイフェアレディ」は、
私たち日本人に、何か問題提起をし続けているのではないかと思うのです。
それは私たち日本人が、話す言葉(日本語)に、大きな意義を認めようとしないことです。

日本では、不思議なことに、「読み」「書き」「そろばん」の時代から、
なぜか「話す」「聞く」が、教育の埒外におかれてきました。
つまり、話したり聞いたりすることこそが、「ことば」の本質だというのに、
話す教育、聞く教育は、ほとんど、まったくといっていいくらい行われてきていないのです。

こういう社会ですから、
話せない大人、話せない先生、話せないお母さま、
聞けない大人、聞けない先生、聞けないお母さまが多いわけで、
当然、育てられた子どもたちも、人と語り合うことを苦手とする子どもが多いし、
日本語の基本的な発音すら満足にできない子どもも多いのです。
今でも、女子大学生には、幼児期そのままの発音をする学生の何と多いことか。
日本の教育の中から、「話す」「聞く」の教育が、スッポリ抜け落ちているのですね。

だから、この「マイ・フェア・レディ」は、
日本人に、「話しことば」教育の大切さを教えてくれているのだと、私は思うのです。
正確なフランス語の発音をすることが、国民の義務と考えるフランス。
民主主義を守るために、話し合いの基本技術として、
「話ことば」教育を位置づけているアメリカ。
そして、イギリスでは、コミュニケーション教育が
社会人となる学生のための必須課程となっています。
日本だけが、例外でよいわけはありませんよね。
「受験対話」の講座は、このような危機感が出発点になっています。
みなさんは、どのようにお考えですか?

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受験対話研究所 教室風景
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親の会話が子どもに与える影響

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの平野伸明です。

今日は、一昨年の3月に、「受験対話」の「光塩女子学院暁星小学校合格講座
実際にあったエピソードをご紹介します。
3月のある日、お子さんたちの授業が終わったあとで、クミちゃんのお母さまと、
ヨシオ君のお母さまが話していました。

ヨ:「ねぇ、春休みのことなんですけどね」
ク:「27、28、29日がよかったのよね」
ヨ:「そうなんだけどー」:cry:
ク:「ああ、よかった、箱根に行きましょうよ。私の車で!」:lol:
ヨ:「うん、そうねー。でも、わたし…」:cry:
ク:「あら、いいじゃないの。いつも、子どものことで一生懸命やってるんだから、
たまには、ゆっくりしましょうよ。決まりね!」

この会話のあと、ヨシオ君のお母さまに伺ったのですが、
実は、ヨシオ君のおばあさまの体調が悪く、
ヨシオ君のお母さまは、看病に行かなければならなかったとのことでした。
そのことを、クミちゃんのお母さまに相談しようと思っていたのですが、
クミちゃんのお母さまとの会話は、思わぬ方向へ展開してしまいました。
原因は、クミちゃんのお母さまが、どうも、せっかちすぎたのですね。
ヨシオ君のお母さまの話を、じっくり聞くゆとりがなかった。
ヨシオ君のお母さまにも、立場や事情があることは、
クミちゃんのお母さまは、ちゃんとわかっているのですが、
会話が始まると、つい、クセがでてしまう。

相手がひとこと言うと、相手の気持ちを、自分勝手にイメージして、
自分と同じ気持ちだと思ってしまう。
そして、相手の話を遮って(さえぎって)しまう。
わかってないのに、わかったつもりになって、
相手の気持ちと違った方向へ
話をもっていってしまうのですね。
これで、誤解や行き違いが生れてしまうのです。

クミちゃんのお母さんの傾向は、
クミちゃんにも、ちゃんと、受け継がれていて、
お友だちと共同作業をするときに、
お友だちの立場に立って一生懸命に話を聞くということが、
クミちゃんも、できなかったのです。
そこで、これは、いいチャンスだ!
ということで、そこから、クミちゃんと、クミちゃんのお母さまの特訓が始まりました。

ここが、個別指導の幼児教室のよいところだと、私は思っています。
いまも、クミちゃんとヨシオ君のご家族は、とっても仲良しで、
家族同士で、旅行を楽しんでいるそうです。

早稲田にも春が来ていました!

話は変わりますが、「先生、桜が咲いていましたよー!」
今日、年中さんのアヤカちゃんのお母さまが、
東京メトロの早稲田駅から「受験対話」に来る途中で、
早稲田大学大隈講堂と桜の写真を撮ってきてくれました。

センスのいい、素敵な写真ですよね。
写真には、人柄がでるといいます:razz:
アヤカちゃんのお母さま、ありがとうございました:wink:

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