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タグ: 早稲田大学

若者に希望を与えられる大人はどこにいる!

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの
受験対話総合研究所の平野伸明です。

今日は、早稲田大学商学部の入学試験が行われていましたが、

早稲田大学商学部・入学試験会場
早稲田大学商学部・入学試験会場

 受験対話総合研究所のレッスンはお休みでした。
今日は、自由が丘で、高等学校の先生方との勉強会がありました。
高校生の実態から幼児教育を考えてみると、
「学校に任せておけること」と「家庭でやらなければいけないこと」が見えてくるのです。
受験対話総合研究所に通ってきている高校生たちを見ていると、
一番気になるのが、今、私たちの国がどういう状況にあるのかということを、
ほとんどの子どもたちが分かっていないことです。
そしてただ、何となく、将来が不安だと言います。
子どもたちの持っているこのような不安をなくすために、
大人は、どういう国を作っていくことが必要なのでしょうか。
こんな話をすると、4、5人の先生が手を上げ、次々に質問してくる。
こういう話を真剣に話し合えるような先生方が多い学校なら、
お子さんを通わせても安心です  ;-)

自由が丘駅前のクレープ屋さん
自由が丘駅前のクレープ屋さん

勉強会が終わってから、自由が丘の街を散歩しました。
勉強会に参加していた女性の先生が、
「ここのクレープ、とてもおいしいんですよー」と勧められ、
みんなでベンチに座って、クレープを食べながら、また議論が始まりました。
どうも、学校の先生方を見ていると、人と議論することを好まない人は、
教師にむいていないように思います。
勉強というのは、そもそも、会話から生まれたのではないでしょうか。
私の知っている限り、りっぱな先生は、みな話好きでした。
話し好きが高じて、つい議論になる。
そしてその議論の中身は、たいてい学校で子どもたちに話す話題の中に盛り込まれている。
みなさんが、尊敬する先生は、どのような先生でしたか?

自由が丘のチューリップ
自由が丘のチューリップ

自由が丘の街角には、春が来ていました。 

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  小学校受験の「お受験じょうほう」
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読売新聞東京本社広告局・マイベストプロ東京
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家庭で楽しく学べる「季節カード」は、受験対話総合研究所にお任せ下さい!

試験に出る「季節カード」
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【お母さまの声】 小学校受験の常識問題に、季節を質問してくるものがあります。娘には、買い物を一緒にしながら季節を覚えてもらおうと、私もがんばっていたのですが、今は、野菜や果物、それに花も、一年中あるものが多く、生活の中で季節を教えることに限界を感じていました。その頃、お友だちのお母さまから、このカードのことを聞き、さっそく手に入れて娘の勉強に取り入れました。最初は、「ここまで季節を覚えておかなきゃいけないの?」と思ったのですが、娘は、模擬試験でも、本番の試験でも、季節の問題でわからないものがなくなったのです。このカードは、種類が多いのが特徴です。使いやすい大きさのカードで、外出先でのちょっとした時間でも、クイズ形式で楽しく季節を覚えることができました。今からこのカードで季節を勉強すれば、試験で困ることはないでしょう。聖心女子学院、白百合学園、立教女学院、成蹊小学校、光塩女子学院を目指すお子さんには、ぜひ使っていただきたいカードです。 ●手作り感があります。ご了承ください。 ●価格:2200円(税込) ●96枚
お問い合わせはこちらまで
HP:幼児教育・小学校受験の受験対話総合研究所

夏目漱石と幼児のお母さま方!

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの
受験対話総合研究所の平野伸明です。

今年も、早稲田大学の入学試験が始まりました。
受験対話総合研究所では、毎年恒例の
幼児のお母さま方と高校1、2年生による合同の勉強会、
早稲田大学の入学試験問題[現代文・小論文]を解いてみる会をスタートさせました。

この勉強会の目的は、幼児のお母さま方には、
高校生が、普段解いている入試問題を一緒に読んで解いてもらうことで、
日本の国語教育について知ってもらうこと。
また、高校生たちの勉強を、どのように思うのか、
そしてそれをどう表現するのかを試してもらっています。
このような訓練をすることで、家庭でどのような日本語教育を
お子さんのためにしてあげたらよいのかを考えてもらいます。
また、幼児のお母さま方が憧れる私立学校の高校生たちが、
どのように育っているのかを見てもらうことも目的です。 

早稲田大学国際教養学部

 早稲田大学国際教養学部の入学試験が行われた日、

早稲田大学・国際教養学部入試会場
早稲田大学・国際教養学部入試会場

 受験対話総合研究所では、2009年度の国際教養学部の現代文の問題を解いてみました。
文章は、夏目漱石の『道草』からの抜粋でした。
内容は、主人公の健三が、個人の徳よりも、仕事上の手腕で人を評価する義理の父親のことが
嫌いになる場面でした。
この父親は、ある会の管理をしているのですが、委託金に手をつけてしまいます。
そして、そのことを誰にも打ち明けず、保険会社から月々の金を得ることで、
体面を繕うことができたことを喜ぶ人として描かれています。
早稲田大学国際教養学部の問3では、この父親の人格・品性に焦点をあて、
「不徳義漢」…人として守るべき道に背く人物 
という選択肢を正解として選ばせる問題を作っていました。

また、文章の後半では、こういう義理の父と健三の不仲が深まるエピソードとして、
「正月の年始のあいさつ」や「年賀状のやり取り」をしなかったことがあげられていました。

問題を解き終わってから、
お母さま方と高校生たちで、今回の文章の中にあった、
「人としての生き方」や「手紙や挨拶」をテーマに、お茶をしながら話し合いました。
盛り上がりましたよ;-) 

漱石公園まで散歩をしました

 その後、お天気がよくなってきたので、近所の漱石公園まで散歩をしました。

漱石公園でおしゃべりの続き!
漱石公園でおしゃべりの続き!

この公園は、明治40年から大正5年まで、
49歳で漱石が亡くなるまで住んでいた場所です。
おもしろかったのが、
この場所で、「木曜会」と呼ばれる、漱石を囲む文学サロンが毎週行われていたそうで、
若い文学者たちが集まる場になっていたのです。
「受験対話総合研究所の勉強会も、
勉強が終わると、お茶をしながらおしゃべりをしているサロン風。
ちょっと、漱石の木曜会に似ていますよね」と、お母さま方の声。

今日は、幼児のお母さま方も、高校生たちも、
夏目漱石の作品から、たくさん学べた、
すてきな一日でした。;-)

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お問い合わせはこちらまで
HP:幼児教育・小学校受験の受験対話総合研究所

お母さまも、センター試験を解いてみましょう!

こんにちは。:razz:
小学校受験でおなじみの
受験対話総合研究所の平野伸明です。

大学受験生は、センター試験が近づいてきましたね。
「受験対話」では、小学校受験をした子どもたちが、
高校生になっても通ってきているので、
毎年、高校生たちと一緒に、幼児のお母さま方にも、
センター試験に挑戦してもらっています。
なぜか?
それは、お母さま方に、日本の教育を直に感じていただきたいからなのです。

試験とは何か?

大学入試問題は、大学の先生方が作り上げた世界です。
作り物には、当然、作り方があります。
だから、この問題の作り方を知っていれば、
たとえば、お子さんが、小学校、中学校そして高等学校と進学する上で、
とりあえず、どのような方針で勉強していくと、東大に合格するのかがわかるのです。

つまり、お子さんの今勉強していることが、どの段階の内容で、
どのような意味があるのかが、お母さまにも、ある程度、つかめるようになります。
すると、お子さんに、適切なアドバイスができるようになるのです。
ここで、大切なことは、
子どもの教育は、「試験さえうまくパスして、一流大学に合格すれば、すべてよし」
ということではないことを、大学入試問題の作り方を知ることで、
お母さま方にも理解しておいてもらいたいからなのです。
子どもの教育は、学校や塾に任せておいて、
問題が解けるようになるだけでは、ダメなのです。:cry:

センター現代文の小説に挑戦です!

今日は、高校1、2年生とお母さま方で、センター現代文の小説を解きました。
文章は、山田詠美の「眠れる分度器」の一節です。

出題されていた小説の内容を紹介します。
主人公の時田秀美は、転校してきて、一か月になります。
秀美は、子どもを、親の価値観で縛りつけたくないと考える母親に育てられました。
秀美は、いつも、自分の感じたままに行動してしまうため、
同級生たちとも親しくなれず、
また、協調性を重んじる、担任の奥村の気持ちを、事あるごとに、逆なでしてしまいます。
そんなある日のこと、
教室で、担任の奥村から、「時田、お前このままだと不良になってしまうぞ」と言われて、
秀美は、立ち上がって、奥村に反発するのです。
おもしろそうな話でしょう:razz:

今日の勉強会では、お母さま方にも、センター試験の問題の作成ルールを理解してもらった後、
百点をとるための読み方、解き方を学習しました。
試験は、作り物ですから、あらかじめ出題者が考えている合格者の動き方があります。
これを身につけると、当然、百点がとれるのです。 ;-)

まぁ、それはともかく、この小説を読んでいたら、とても気になる表現があったので、
勉強会が終わってから、高校生とお母さま方で、お茶をしながらおしゃべりをしました。
その表現とは、主人公の秀美が、自分に言いきかせる文句なのですが、
「くだらない教師に出会うのは身の不運、素晴らしい教師に出会うのは素晴らしい贈り物」
という言葉でした。
この小説の中で、主人公の秀美にとって素晴らしい教師とは、
「子どもたちと同じ視線でものを見ていきたいとう純粋な気持ちを持っていて、
血の通った人間として互いに接しあえる教師」ということになっていました。

今日は、高校生とお母さま方で、秀美の言葉である、
「素晴らしい贈り物と感じた、すばらしい教師との出会い!」
というテーマで、自分自身の体験を元に話し合いをしました。
高校生とお母さま方では、十歳以上はなれていますが、
学校や先生の話題というのは、盛り上がるものですねー。:razz:

このような高校生とお母さま方の勉強会は、高校生たちにも、よい刺激がありますし、
お母さま方には、あこがれの学校に通う高校生たちとの交流や大学入試の現実を知ることで、
お子さんの小学校入学から高校卒業まで、学校で敷かれているレールが見えてきますから、
お子さんの小学校を、どのように選んだらよいのかという考え方も、しっかりしたものになってきます。
今回は、時間を忘れておしゃべりをしていたので、気がついたら、外はまっ暗になっていました。

早稲田大学・22号館前
早稲田大学・22号館前

私はみなさんを、地下鉄早稲田駅まで、見送りに行ったのですが、
その途中、早稲田大学の22号館の前は、クリスマスの飾りつけがしてありました。
今日は、高校生にとっても、お母さま方にとっても、充実した勉強会になりました! ;-)

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