こんにちは。
小学校受験でおなじみの「受験対話総合研究所の平野伸明です。
2月になり、私立大学の入学試験も折り返し地点にさしかかってきました。
早稲田大学でも、入学試験の会場作りが、完成に近づいているようです。
この入学試験会場には、よく次のような看板が立ちますね。
「試験中のため お静かに願いします」
ということで、今日は、声のお話をします。
声を出すのと、大声は違います!
小学校受験は、基本的に、「話しことば」の世界です。
「話しことば」の試験ということは、声を出さないと合格できないわけですが、
子どもたちは、この「声」が、なかなか出せないのです。
もちろん、「話す」ときに、まったく声が出ていないわけではありません。
なにがしかの声は、出ています。
しかし、ボソボソとつぶやくような声であったり、
くぐもった不明瞭な声であったり、蚊の鳴くような、小さな声であったりして、
きちんと、相手に伝えようとする意志や力を持ってない声の
子どもたちが、ここ3年くらい増えてきました。
「ことばの教育」を専門とする、「受験対話」では、
特別な訓練をするわけですが、
最初は、日ごろ、意識して声を出す習慣がなかったり、
緊張していたりして、なかなか声を出すことができないのです。
そうかと思うと、一転、割れるような大声を出すお子さんもいます。
怒鳴るように声を出すお子さんです。
こういうお子さんは、自分の声を、自分でセーブやコントロールができないのですね。
幼児の「話しことば教育」で大切なのは、
「わかりやすく、聞きやすく、快く伝わる」声の出し方を教えてあげることです。
そうすれば、相手に聞きやすい声を出せるようになります。
次に、伝える気持ちを育ててあげます。
この、「声の出し方」と「伝える気持ち」は、表裏一体で、
この2つが身につくと、声が力になります。
声が、お子さん自身になります。
「声は力なり」「声は人なり」とよく言いますが、
本当にそのとおりなのです。
お母さま、ぜひ、お子さんに「声の出し方のトレーニング」してあげてくださいね
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