こんにちは。
小学校受験でおなじみの「受験対話総合研究所の平野伸明です。
先日の毎日新聞に、こんな記事がありました。
ある小学校での話です。
学習発表会の歌劇で、希望した役に選ばれなかった
男児の母親が、学校に怒りの電話をかけてきた。
男児が希望した役は、ワンマンで迫力のある父親役。
しかし、その子は、小柄で、声も細かったため、選ばれなかった。
先生は、母親に、「人生で思い通りにならないことは、たくさんある。
ずっと親が世話できるわけではないから、
子どもには、壁を乗り越えていく知恵を教えた方がいい」
と諭(さと)した、と書いてありました。
慶應義塾女子高等学校では…
この記事を読んで、ふと、思い出した、話があります。
かなり、古い話ですが…。
慶應義塾女子高等学校の運動会には、
女子高校にはめずらしい、「棒倒し」や「騎馬戦」があります。
ある年の運動会でのことです。
日ごろ、顔色の冴えない、おとなしい生徒が、どうしたことか、
「棒倒し」で、先頭を切って攻撃にでた。
しかし、相手にぶつかって倒れてしまった。
軽い脳震盪(のうしんとう)を起こした。
この生徒の父親は、政界の実力者でした。
慶應義塾女子高等学校の校長先生は、
「すぐに、ご両親が何か言ってくるな」と思い待っていたそうです。
すると、翌日、この子の母親がやってきた。
開口一番、お母さんは、
「お蔭様で、○○子も元気になりまして…」
と、深く、頭をさげたといいます。
この話、じっくり味わいたい時代になりましたね!
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