こんにちは。
小学校受験でおなじみの「受験対話」総合研究所の平野伸明です。
みなさん、ちよっと、春めいてきましたね。
今回は、「受験対話」に通う子どもたちの特徴についてお話しますね。
「受験対話」の子どもたちは、ことばをよく知っています。
ことばを知っている子は、注意力にすぐれています。
この注意力というのは、物の違いをしっかり観察できる力のことです。
正確な観察力がないと、物の区別ができませんから、言葉を覚えるのに苦労します。
言葉は記号です。
この記号は、子どもたちにとっては、みんな似たような形に見えますが、
よく見ると、少しずつ違う。この違いで、意味の差を伝えています。
だから、「ことば」を丸覚えするだけでは意味がありません。
ことば(記号)の小さな違いに気づかせる訓練、これが、幼児の「ことばの教育」に大事なのです。
特に小学校受験では、暁星小学校や光塩女子学院などの
実力重視の学校を目指すお子さんには、この訓練を徹底してさせる必要があります。
しかしこれは、子どもたちの知能の発育の上からもたいへん重要なことですから、
「受験対話」では、聖心女子学院、白百合学園、立教女学院などの女子校を目指すお子さんにも、徹底した訓練を行っています。
椿山荘の庭園で…
「受験対話」から5分ほど、神田川の遊歩道を歩くと、椿山荘があります。
椿山荘の庭園の植物には、写真のような表示がついています。
「受験対話」で授業が終わると、生徒さんたちは、
椿山荘の庭園で植物の観察をしてから、お茶をして家に帰る方が多いのです。
みなさん、この写真にある、「山茶花」と「藪椿」の違いを説明できますか?
「受験対話」の新年長さんの子どもたちは、
椿山荘の庭園で、草花を一年中見ていますから、
ちゃんと、実物を指差しながら説明できますし、絵も描けます
ちなみに、
■山茶花(さざんか)
・椿(つばき)科。
・開花時期:秋から冬にかけて (藪椿は、春)
・原産地:日本(藪椿も、日本特産)
・江戸時代に長崎の出島に来ていた医師シンベルクさんがヨーロッパに持ち帰り、ヨーロッパで広まった。
・花は、とてもよい香り。
・一枚ずつ散る (藪椿は、花ごと散る)
・花言葉は、「困難に打ち勝つ、ひたむき」藪椿は、「贅沢、おしゃれ至上の愛らしさ」などなど。
「受験対話」では、椿山荘の庭園にある草花の詳しい資料をお母さま方にお配りしています。(春・夏・秋・冬)
庭園で、それを見ながら、お母さまがお子さんにお話をしてあげます。
「ホンモノ」を見せながら、お子さんに、見ているものの「違い」を意識させる努力が、
幼児の「ことば教育」には、大事なのです
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