みなさん、こんにちは。
小学校受験でおなじみの「受験対話」総合研究所です。
今日も、「年長さんクラス」での授業風景を紹介します。
■「受験対話」の「ことばのカード」を使って、お子さんの「ことばの力」を育ててください!
人工知能と人間との関わりについて話し合いました!
子どもたちといっしょに、羽生善治氏の『人工知能との未来』という本を読みました。
今日は、羽生氏が違和感を持った具体例について、みんなでおしゃべりを楽しみました。
「人工知能の思考は、過程がブラックボックスになっていて、よくわからない。
情報をどのように処理して、その結論に至ったのか、人間にはわからない」
と羽生善治氏は書いています。
年長さんに考えてもらいたかったのは、自分の「思考過程」を作るとはどういうことなのか?
自分は、どのように考えているのか? を知る努力をする大切さです。
大人だって、よくわかっていませんよね。
⇒だから、「作文教育」で、筋道のとおった頭の使い方を身につける必要があるのです。
⇒だから、「話しことば教育」で、人にわかってもらえる話をする勉強が必要なのです。
自分で思考し、判断する能力を養う
また、羽生さんは、次のように書いていました。
人工知能は、ただただ過去のデータを基に次の一手を選ぶだけ。
人間が無意識に求める価値や倫理を共有していない。
そして、「判断」という言葉を繰り返し使って、
これからの人間に必要なのは、「自分で思考し、判断すること」だと書いています。
年長さんと話すには、よいテーマでした。