こんにちは。
小学校受験でおなじみの受験対話総合研究所の平野伸明です。
今日は、『受験対話の国際教育!』というタイトルです。
「受験対話」には、小学校受験の講座だけでなく、
日本人の大学生と外国人留学生がいっしょに学ぶ、「話しことば」の講座があります。
ですから、子どもたちが、小学校受験の勉強に来たときに、
外国人留学生たちと顔を合わせたり、話す機会もあるのです。
子どもたちの人気者!
この世の中には、下劣な人格の人がいますよね。
また逆に、高潔な人もいます。
そのことと、人種とは、関係がない、ということを子どもたちは、
外国人留学生と話すことで感じ取ってくれているようなのです。
「受験対話」の子どもたちに、一番人気のある外国人留学生は、
東京大学に通う、25歳の黒人のジョンです。
抑圧、差別のなかを生きてきた彼は、
その怒りを、声高に表現することなどせずに、静かな威厳を漂わせています。
ひと言でいうと、「あったかーく、子どもたちを包み込むやさしさ」を持っているのです。
これが、子どもたちにも、わかるのでしょうね。
表面的で派手な表現が幅を利かす日本社会の中で、
ジョンの自己抑制した、話す内容、話し方は、余計に輝いて、子どもたちには、感じられるのでしょう。
子どもたちは、ジョンの話を聴きながら、感心したり、感嘆します。
親近感と羨望の念を持つ、といったらいいでしょうか。
本当は、あってはならない不当な差別を受けてきた。
そのことが、ジョンという、りっぱな人間を育てたのかもしれません。
「国際化」とは、まず「知ること」だ!
今は、国際化の時代だといいます。
お母さま方は、子どもたちに英語を習わせ、子どもたちが、ネイティブのような発音で、
リンゴのことを「アッポー」なんて言うと、とても幸せそうな顔をする。
これも、大事な勉強だと思います。
しかし、もっと大切なことは、人種の違った人のことを知ることです。
これは、「知らない」ことによって、子どもたちの心の中に、
見た目での「偏見」が忍び込んでくるからです。
それより、もっと厄介なのは、「知らない」のに、自分ではそれに気づかなくなる。
それどころか、「知っているつもりになってしまう」のです。
「受験対話」を選び、通ってくださいるお母さま方は、
このレベルでのお考えがある方たちばかりなのです。
つまり、「無知」と「偏見」と「差別」について、
子どもたちに、しっかり教育することが大切だと、わかっていらっしゃる親御さんたちなのです。
だから、小学校受験で成功するのは、当たり前であって、
合格しても、それは、いくつかの話題のひとつでしかないのです。
「受験対話」の子どもたちには、
人種の壁を越えた人気者であるジョン君の「人間力」を学んでもらいたいと、私は思っています。
今日は、司法試験がありました!
今日は、早稲田大学で司法試験が行われました。
「受験対話」に通ってきている大学生も受けているんです。
みんな、試験は、どうだったんだろう。
心配です。
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