こんにちは。
小学校受験でおなじみの
受験対話総合研究所(幼児教室)の平野伸明です。
今日の「母親塾」では、幼児のお母さま方が、
早稲田大学商学部の入試問題(現代文)を読み、解いてみました。
この会で勉強されているお母さま方は、
早稲田大学の入試問題が、どのようなルールで作られているのかが
わかってらっしゃるので、みなさん9割ほど正解できていました。
早稲田大学が、高校生に求めていることの「なに」を「どのように」
お母さまが身につけ、それを子育てにどう生かしていくのか。
ここが、「母親塾」での勉強のポイントになります。
子どもたちが生きる社会はどうなるの?
今回の課題文は、
梅木達郎の『支配なき公共性』という文章でした。
フランスでは、移民や外国人労働者を多く抱え、
この人たちを統合するのか排除するのかが、深刻な社会問題であり、
そこには、さまざまな社会的、経済的な矛盾や葛藤がある、という内容でした。
少子化の日本でも、これから外国人労働者が増えるでしょうね。
子どもたちの時代には、隣人が、同僚が、お客さんが、外国人ということが
普通になるかもしれません。
となると、どのような子育てを心がければよいのでしょうか?
子どもたちが生きるこの社会が、これからどうなるのかを予測して、
家庭教育を考えていかなければなりませんね
その後、経済産業省が発表した、「日本の産業を巡る現状と課題」
という資料の分析をしました。
この中には、
①日本経済の行き詰まりは深刻。世界における日本の経済的地位は低下。
一人あたりの豊かさも低迷。
②この行き詰まりは、一過性のものではなく、3つの構造的問題が存在する。
③産業競争力部会では、「今後、日本は、何で稼ぎ、雇用していくのか」
について検討を行う。
などとあり、この資料を読むと、現在の日本の状況がある程度わかります。
私たちの社会がどうなっているのか、今後どのようになるのかを知ると、
「○○小学校に合格すれば、もう安心!」
なんて言っている場合じゃないことがわかります。
子どもたちには、たいへんな時代が待っています
たくましい子に育てないといけませんね
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そんな、真剣な勉強会が終わったあとは、
楽しい、おしゃべりの時間です。
今日は、寒かったですね。
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